【京都市】下京区 「平清盛」開運出世の神『若一神社』で「座敷わらし」に会える?!
京都の西を南北に走る大通り西大路通りに面した神社である『若一神社』は、「平清盛」公開運出世の神である「若一王子」を祀る八条にある神社。
平安京遷都前の772年建立で、ご祭神は若一王子(にゃくいちおうじ)神仏習合の神様で、熊野大社に祀られている十二柱の一柱です。
平家全盛期に清盛公が作った、広大な敷地を持つ「西八条殿」の鎮守社でした。
平清盛公にあやかり「開運出世祈願」で多くの人が訪れます。
「西大路七福社ご利益めぐり」の一つでもあるので、御朱印をいただきに来られる方も多いそう。平清盛公が御神託を受け、若一王子のご神体を見つけ祀ったのがはじまりの神社とのことでした。
神門には、夏越しの大祓えである「茅の輪」がありました。
ここ数日の雨でしなってましたが、七夕の祈願が飾られていましたよ。
なるほど、それで開運出世を願う人が多く参拝されるんですね。
笹にお願い事を書いてください、と言ってくださったので、早速御本殿にて世界平和と皆様の健康をご祈願させていただきました。
平清盛公ゆかりのご神水もあります!古くから銘水として知られる地下水で、開運出世の水として、新生児誕生に際しての産湯として使われることでも有名です。
水は持ち帰り自由。
水みくじなどもありました!
「萌出づるも枯るるも同じ野辺の草 いづれか秋にあはで果つべき」と書かれた歌碑もあります。その向こうには、弁財天さまらの末社がありました。
決して大きいとは言えない境内ですが、見所はたくさん!
ふと、お守りを見ていると「座敷わらし」守が置かれてました。
どうやら、樹齢800年を超す大樹である御神木である大楠には、座敷わらしが住んでいるそうです。
その大楠は、歩道を挟んだ向こう側に鎮座されています。
開運出世の総氏神さんと書かれたものの横に、座敷わらしのことが書かれた記事が貼られていました。平清盛公にも座敷わらしが付いていて、平清盛公が亡くなられると共に座敷わらしが離れてしまい、平家滅亡へと繋がったと言われているそうです。
これら写真から座敷わらしが見えたりしますか?
この御神木がある西大路通りは、ほぼ一直線の通りなのですが、このご神木を避けるため、ここだけ道が歪んでいます。
この木を切ったり植え替えたりすると、必ず祟りが起こると昔から伝えられているそうですよ。
昨今、大河ドラマでも平家のことが出てましたね。京都は平家や源氏と切っても切れない密接な関係があります。「高津商会」の武将体験でも大人気の「平清盛」公を思いながら、お参りをさせて頂きました〜!
若一神社
所在地:〒600-8863 京都市下京区七条御所ノ内本町98
電 話:075-313-8928