「胃が悪くなる」とどうなる?-意外と知らない"胃"の大切な働きとは?-
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「意外と知らない胃の働き」を解説していきます。
今回の目次
- 胃の働き
- ビタミンB12と胃の関係
- 胃が悪くなると「貧血」に?
- 胃を元気に保つために
- 最後に
1.胃の働き
胃は、食道と小腸をつなぐ袋状の器官です。
食べたものを「胃液」と混ぜて、消化しやすい状態にし、小腸に徐々に送る働きがあります。
その他にも下のような働きがあります。
- 内因子の分泌(ビタミンB12の吸収に必要)
- タンパク質を分解する消化酵素を分泌
- 胃液に含まれる「胃酸」による殺菌
今回は特に「内因子の分泌」に注目していきます。
2.ビタミンB12と胃の関係
ビタミンB12は様々な役割がありますが、その1つとして「正常な赤血球を産生する」ために必要です。
赤血球:「酸素を運ぶ細胞」
そして、ビタミンB12は、胃から分泌される「内因子」と結合して小腸から吸収されます。
3.胃が悪くなると「貧血」に?
胃が悪くなってしまうと「内因子の分泌が低下」して、ビタミンB12の吸収がうまくできなくなります。
これにより、ビタミンB12が不足し、赤血球を正常に産生できなくなるため「貧血」につながることがあります。
このように実は「胃の働きが悪くなる」と「貧血」に繋がる事があるんですね。
4.胃を健康に保つために
胃を健康に保つために、下のようなことに気をつけることが大切です。
- 禁煙
- 暴飲暴食は避ける
- お酒を飲み過ぎない
- 刺激物(辛いもの)を食べ過ぎない
- 塩分を摂り過ぎない
- 野菜や果物を食べる
- ストレス解消など
また、「ピロリ菌」も胃を悪くしてしまう要因の1つです。
5.最後に
今回は「胃の意外な働き」ということで「貧血」との関係を解説しました。
ちなみに、ストレスは「万病の元」ともいいますが、胃にも負担をかけてしまうので、ストレス解消を心がけましょう。
最後までご覧頂きありがとうございました。