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浦和レッズがルヴァン杯首位突破!GK西川周作がチームを助けるビックセーブ

椛沢佑一浦和フットボール通信編集長(さいたま市)

YBCルヴァンカップ予選リーグ第6節。浦和レッズは横浜FCをホーム埼玉スタジアムに迎えての一戦となった。浦和レッズは、予選突破にはこの試合の勝利が条件となる。

試合は、開始早々に動く。3分、ワンタッチで流れるように繋がった展開からディフェンスの裏を取ったMF小泉佳穂から逆サイドでパスを受けたMF関根貴大が押し込み、浦和レッズが先制点した。

横浜FCも前半10分にコーナーキックの守備からカウンターを仕掛けて、MFマギーニョがGK西川周作と1対1となるも、西川が好判断で前に飛び出して、最後はヘディングでクリアー。浦和レッズは大ピンチも事なきを得た。前半は1-0で浦和レッズがリードして折り返した。

試合後、西川選手は「一番恐れていたことが起きた状況でしたが、自分の中では想定内ではありましたし、逆にループを打ってくれたので、対応ができたかなという所もあります。あそこで失点をしなかったことが、今日の試合のポイントになったと思います」と、あのシーンを振り返った。

後半に入り、横浜FCも同点を狙って攻めに出るが、後半16分、点を奪ったのは浦和レッズだった。MF汰木康也がカットインから逆サイドのネットにゴールを突き刺して2-0とした。

この後も、途中出場のFWキャスパー・ユンカーが幾度も決定的チャンスを作るも、横浜FCのGK南雄太も必死のセーブで守り、得点は許さず。試合はこのまま2-0で終了。浦和レッズがルヴァンカップ予選グループの1位突破を決めた。

試合後、浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督は「一つの決勝のような試合ですので、一発勝負に似た所があったので、先制点が大事だという話をしました。その通り、選手達はすごい良い入りをしてくれて、点も取ってくれました」と、試合を振り返った。

浦和レッズは、この後プレーオフステージで6月6日と13日に、ヴィッセル神戸とホーム&アウェイで戦い、プライムステージ準々決勝、準決勝、10月30日に行われる決勝を目指す。

浦和フットボール通信編集長(さいたま市)

サッカーの街と人を応援するFANZINE「浦和フットボール通信」編集長。フリーマガジンを年5回発行。ウェブサイト「浦和フットボール通信」「浦レポ」「埼玉サッカー通信」で、浦和レッズの情報から、埼玉のサッカー情報、サッカーの街の情報を発信しています。また「浦和フットボール映画祭」など、サッカーイベントなどもプロデュースしています。

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