イスラエル戦闘機によるイラン自爆無人機・巡航ミサイルの迎撃動画
4月14日のイランによるイスラエルへの長距離ドローン・ミサイル攻撃は、イスラエル軍の主張では99%撃墜したとされています。ドローンと巡航ミサイルに対しては戦闘機による空中迎撃、弾道ミサイルに対してはアロー防空システムで迎撃しています。
関連記事:イランがイスラエルに大規模ミサイル報復攻撃(2024年4月14日)
このうちイスラエル軍がドローンと巡航ミサイルに対する戦闘機による空中迎撃の様子の映像を公開しました。
「シャヘド136自爆無人機」
「クッズ巡航ミサイル」系または「パーヴェ巡航ミサイル」
「クッズ巡航ミサイル」系または「パーヴェ巡航ミサイル」
イスラエル軍の発表では飛来したドローン・ミサイルは約320目標です。
- 約170目標:自爆ドローン
- 約120目標:弾道ミサイル
- 約30目標:巡航ミサイル
ドローンと巡航ミサイルは戦闘機によってイスラエル領空内に入る前に全て撃墜、弾道ミサイルはアロー防空システムがほとんどを撃墜して少数のみが突破してきたとしています。もし本当に99%撃墜しているなら約320目標のうち3~4目標の突破しか許していない事になりますが、実際にそうであるかどうかは不明です。
なお迎撃にはイスラエル軍だけでなく、アメリカ軍、イギリス軍、フランス軍、ヨルダン軍が参加しています。アメリカ中央軍は「ドローン80機以上と弾道ミサイル6発を撃墜」と公表しており、全体の3割弱をアメリカ軍が担当して迎撃を行っていました。