炉端とおでん「呼炉凪来」

やっと暑さもやわらぎ、日が暮れると少し肌寒さも感じられる季節となりました。コンビニおでんが1年で最も売れるのは9月なのだとか。30度の気温が続いていた日々から急に25度ほどに下がると、体感気温が下がり、温かい食べ物をもとめるようになるのだそうです。

そんな中、SNSを中心に話題となっているのが、500円でおでん食べ放題のお店、炉端とおでん「呼炉凪来」。呼炉凪来はコロナギライと読みます。

2022年3月に新宿、2023年5月に秋葉原と、都内に2店舗オープン。どちらも大人気で週末は予約必須なお店。

どんなお店だろうと気になっていたところ、9月6日町田に新店がオープンしたと聞いて、三連休初日に出かけてきました。

町田店は小田急町田駅から歩いて2分、JR町田駅からは歩いて6分ほど。賑やかなエリアとは反対方向になるので、確かに穴場かもしれません。

500円でお通しのおでん食べ放題

お店の真ん中にド～ンとおでんがあります。

どれもお出汁をぱんぱんに吸ってておいしそう！

ネタは大根・こんにゃく・玉子・はんぺん・厚揚げ・しらたき・焼売・たこあし・さつま揚げ。このおでんが食べ放題です。

注意したいのが、おでんはお通しだということ。おでん以外に1人ワンドリンク、ワンフード制です。飲み放題を選んだ場合は1人２フードの注文が必要です。

でも安心してください。おでん以外もおいしいのです。

おでん実食

まずは生ビールをオーダー。

今回は利用しませんでしたが、生ビール付きの飲み放題プランもあります。2時間2,700円（税込）が、オープン記念で今だけ1,980円（税込）。

最初に全種類入ったおでんが運ばれてきます。これを完食したら、お皿を持っておでんの場所へ行き、好きなネタをお皿に入れてもらいます。

テーブルにはからしと柚子こしょうがありました。

大根は少し硬くて私の好みではありませんでしたが（とろとろにやわらかくなった大根が好き）、他は味がしみしみでビールがグイグイ進みます。

あっという間に食べ終わり、おかわりをもらいにお店の中央へ。

最初の1皿は各ネタが1個ずつだったので、各ネタ2個ずつオーダー。はんぺん、厚揚げ、玉子…満足！

2度目のおかわり。

たこあしはぷりっぷりで歯ごたえも抜群。

焼売のおでんは初めて食べましたが、スープをたっぷり含んだ焼売は思いがけないおいしさ！家でも今度真似してみようと思います。

一品メニュー実食

おでん以外のおすすめメニューも紹介しましょう。おでんだけたくさん食べたいという人は、税込330円のかちわりきゅうり・板わさ・うずらにんにく醤油漬け・ミックスナッツなどの軽めの前菜があります。塩昆布ピーマン、自家製トマトキムチ、あっさりセロリ漬けは税込385円。

コロポテサラダ半玉のせは、存在感のある大きなジャガイモがゴロゴロ。コンビーフが味に深みを増しています。意外にボリュームがあって、3人で食べても十分満足できました。

ユッケだれと卵黄、海鮮を混ぜて、味付け海苔に包んで食べます。これもお酒が進む味。

炉端焼きのお店なので焼き鳥も。柚子胡椒をのせて食べるとおいしいですよ。

これも目からうろこの組合せ。焼鮭といくらおろし、濃い味の鮭といくらを大根おろしでさっぱり食べられます。

ズワイガニとウニの宝石握りは、一口サイズの海苔巻きが6個。その上に蟹のほぐし身と雲丹がのった贅沢な〆ご飯。1,078円という値段にビックリ！

映えドリンクから大衆ドリンクまで

ドリンクの種類も豊富！

おでんといえばシャリキンでしょう。バイス以外にも、ブルーハワイやチューダーまで。

本物のフルーツを凍らせたサワーは、生レモンサワー・生イチゴサワー・生パインサワー・生キウイサワーなど、どれも映えます。かといえば、ホッピーのような渋いドリンクも。

とにかく飲んで食べたい人、おいしいものをいろいろ食べて飲みたい人、どんな人も楽しめるお店です。

混雑状況は？

予約なしでも入れるとの噂でしたが、せっかく行くのに入れなかったら怖いので予約してから出かけました。16時から営業しているので16時に訪問。さすがにこの時間は空いているだろうと思いましたが、結構お客さんがいました。そして、帰る頃にはほぼ満席。オープンして1週間なのに！

食べログを見ると「本日24人の予約が入りました」と出ていたので、新宿・秋葉原に続いて人気店となるのは時間の問題かもしれません。