【東京都台東区】美味しい&珍しいスペイン郷土料理を1,200円ランチで堪能!浅草橋「エルペケーニャ」
今回は浅草橋の「スペイン食堂 エルペケーニャ」を紹介します。
スペイン料理と言えば、パエリアなどを除くと日本人には若干馴染みの薄いジャンル。それを比較的リーズナブルに食べられる名店が、浅草橋にあるのをご存知でしょうか。ランチタイムには美味しい&珍しいスペイン郷土料理を1,200円で食べられるのでオススメですよ!
◆浅草橋駅から歩いてすぐ行けるスペイン空間
「スペイン食堂 エルペケーニャ」があるのは、JR浅草橋駅から歩いてほんの1分ほどの場所。
地上から地下へと足を踏み入れると、テーブル席がいくつかと、カウンターに数席。スペインの風がふわりと感じられる店舗空間が広がっています。
店内あちこちにスパニッシュなインテリアが散りばめられていて、友人・知人の方と同席する場合は会話の種にもなりそうです。
◆興味をそそるスペイン郷土料理の数々
ここの料理は、お店のオーナーシェフさんがスペイン各地を周って持ち帰った郷土料理がベースになっているそうです。そのおかげか、日本では目にする機会が少ないような料理の名前もちらほら。これらもオーナーシェフさんの慧眼と努力の賜物ですね。
ランチメニューは1200円からと、お財布にも優しい価格設定。スペイン料理のメニュー名は初見だとイメージが掴みにくいかも知れませんが、どのメニューを頼んで何が出るか、むしろ興味が湧いてきます。店員さんに直接尋ねてみてもOKです。
ドリンクメニューはクラフトビールやワインなどが充実しているので、アルコールを交えたランチパーティにもピッタリ。
実際、昼飲みやパーティーに対応したコース料理も出していただけるそうです。
カウンター上の壁面にも沢山のメニュー。中には「赤ワインで付けた味玉とポテトサラダ」など一風変わったものも。聞いてみると、名前の通り味玉を赤ワインで漬け、ポテトに和えて醤油や焦がしバターで味付けした一品だそうです。何とも美味しそうじゃないですか…!
◆弾ける肉汁の迫力!初めて食べた「牛肉のプランチャー」の美味しさに驚く
今回はランチメニュー(1,200円)で牛肉のプランチャーを注文しました。プランチャーとは、スペインの鉄板焼き料理のことだそうです。
前菜のサラダは、新鮮な野菜が用いられ、ドレッシングの塩気とクリーム感が程よい感じ。
メインの牛肉のプランチャーは、パエリア用の鉄鍋で焼かれたものが、そのままアツアツの状態で供されます。
牛肉のエキスが沸騰する『ジューッ!』という音と迫力ある煙が、食欲をグイグイとそそります!
牛肉は薄く叩かれて柔らかく、濃いめのオニオンソースと絡み合いも抜群。セットのライスともども、食がものすごく進みます。
付け合わせのズッキーニなどロースト野菜にも肉の味と油分が染み込んでおり、こちらも美味。周囲を見るとプランチャーを頼んでいるお客さんが多いようで、これが人気メニューなのかもしれませんね。
暑い日だったので、食後のドリンクはさっぱりとしたグレープフルーツジュースにしました。
◆店員さんと語らいながら、楽しい&美味しいスペイン時間を満喫
「スペイン食堂 エルペケーニャ」は、店員さん達がとても気さくで親切。知らない料理についても色々教えてくださるため、スペイン料理に疎い方でも安心ですし、雑談しているだけでも楽しい時間が過ごせます。
カウンター上に出される料理はパエリアや煮込み料理など、どれもがアツアツで美味しそう。1,200円でこのクオリティのスペイン料理を楽しめるのは、本当に凄いと感じずにはいられません。料理の美味しさはもちろん、店員さんたちの朗らかさとコスパの良さ、アットホームな雰囲気で、一度訪れたらまた行きたくなるような魅力に溢れています。