Yahoo!ニュース

【手帳術】月間予定欄の外側活用にはこんな手も!その月に読んでいる(借りている)本のタイトルを記入する

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手

 このYahooニュースでは、この数回で、デジタルツールと手帳との違いについて、いろいろ考えてきました。今回は表題のことについて。

 すなわち、今読んでいる本のタイトルを欄外に書いておくというテクニックです。

読んだ本のタイトルを書いておく

 いつどんな本を読んだのか。これはなかなか覚えておくことのできない情報です。

 また、いつ頃読んでいて、どれぐらいで読み終わったのか。これも記録しておかないとわかりませんね。

 最近では、蔵書管理アプリがあり、それで記録する方法もあります。

 

 そして今回紹介する方法はそれを手帳の月間予定欄の欄外でやる方法です。

いつから読み始めたのか、いつ読み終わったのかなど

読んでいる本のタイトルを書いておく。読み始めた日や読み終わった日も書くとなおよい。
読んでいる本のタイトルを書いておく。読み始めた日や読み終わった日も書くとなおよい。

 ポイントはその月の初めに、その時点で読んでいる本を書いてしまうことです。

 月頭から読み始めた本もあれば、前の月から読み続けている本もあるでしょう。

 その辺の詳細な情報についても、関連して書いておくといいかもしれません。

 さらに、読み終わった日付なども書くといいでしょう。

 あるいは図書館から借りた本であれば、返却期限などもメモしておくといいと思います。

読書履歴が一目でわかる。

 こうやって記録をしておくと、それが各月のページに蓄積されていきます。

 そして各月のページをめくることで、読書の履歴がわかるのです。

 私もこの方法をずっとやっていますが、意外と本を読んでいないのだなと気がつかされました。また、長くかかっている本やあっけないほど早く読み終わった本などがあることもわかります。

 手帳によっては、予定記入欄とは別に、縦型の月間カレンダーがついているものもあります。そういう欄の日付の横に本のタイトルを書いておくのもいいでしょう。

アプリが便利なケースも

 実は私はアプリも使っています。アプリが便利なのは、連続ものの漫画の管理です。

とくに長いシリーズだと何巻まで買ったかわからなくなることがありますよね。書店の店頭で手持ちの漫画が何巻までなのかを確認するには、やはりアプリが便利です。

 要するに使い分けですね。

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は週刊誌の書評欄総ナメ。日経新聞「あとがきのあと」登場ほか大学受験の問題に2回出題。『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。認知症対策プロダクト「おぼえている手帳」は経産省オレンジイノベーションプロジェクト事業採択。

舘神龍彦の最近の記事