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【iPhone手帳術】終電で絶対寝過ごさない!宴会シーズンに確実に家に帰るタイマー2段作戦で必勝!

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手
Yahoo乗換案内

 今年もそろそろ終わり。年末年始といえば、忘年会や新年会のシーズンですね。

 こんにちは。デジアナリスト・手帳評論家・歌手の舘神龍彦(たてがみたつひこ)です。

 今回は、忘年会新年会シーズンを迎えて、家に確実に帰る方法を考えてみましょう。

 これにはiPhoneのタイマーが活用できるのです。

 ポイントは、早めに設定すること。そして複数本設定することです。

 ここでは、渋谷で宴会があり、大宮まで帰る」という設定で、終電を逃さない方法を考えてみます。

まずは路線検索

Yahoo乗換案内で始点と終点、時刻を設定して検索する
Yahoo乗換案内で始点と終点、時刻を設定して検索する

 まずは路線検索です。Yahoo乗換案内を使って、お開きの時間を想定。それから駅にたどり着く時間を計算します。

 ここでは、平日の23時30分に渋谷を出て、JR大宮駅まで帰る想定で考えてみましょう。 この時間帯だと、そもそもの電車の本数がやや減っています。それでも首都圏なので、まだある方だとも言えます。

 ともあれまずは検索です。Yahoo乗換案内で、23時30分出発、大宮行きを検索します。

 すると以下の結果が表示されます。

 これだと一番上に出てきたのが「23:41発」で大宮到着は「00:27」です。埼京線で1本です。これに乗って、確実に降りられれば帰れるわけです(次の検索結果だと乗換があり、速く乗れますが、リスクが発生します。なのでこれは無視します)。

 さて、ここでは駅には数分前についている前提で考えてみます。

 たとえば、今が23:30ちょうどだとしましょう。ここでiPhoneのタイマーをセットします。セットするのは、大宮到着の5分前、そして2分前の2回です。

iPhoneのタイマー設定画面。時計のアイコンをタップし、右下のタイマーを選ぶとこの画面になるので設定。2本目も右上の「+」ボタンをタップして連続設定する。
iPhoneのタイマー設定画面。時計のアイコンをタップし、右下のタイマーを選ぶとこの画面になるので設定。2本目も右上の「+」ボタンをタップして連続設定する。

 つまり、52分、そして55分ですね。※ここでは23:30からの起算なのでこの分数②なります。

タイマーがそれぞれ稼働している。
タイマーがそれぞれ稼働している。

 するとそれぞれのタイマーは0:22、0:25に鳴ります。

 (※タイマーはあらかじめ、音と振動がでるように設定しておきましょう。)

 もし万一0:22のタイマーに気がつかなくても、0:25のタイマーには気がつくはずです。

 また、0:22のタイマーに気がついても、もう一度寝てしまっても0:25のタイマーには気がつくでしょう。

 もし座席に座っていたら気がついた時点で、座席から立ち上がって荷物を持ち、降りる準備をしましょう。こうすれば、確実に大宮駅で降りられるはずです。

 あとは徒歩なり、Taxiなりで帰宅するわけです。

乗換、到着の時間を見て、タイマーを設定

 このやり方のポイントは、降りる時間のしばらく前にタイマーをセットすることです。降りる時間ちょうどだと、気がついた時には電車が発車している可能性もあります。

 また1分前でも余裕がないですよね。もし寝入ってしまった時には、1分だと時間が足りない場合もあるでしょう。

 そこで余裕を持った時間で、タイマーをセットするわけです。

複数本のタイマー設定がポイント。できればあらかじめセット

 複数本のタイマーをセットするのも、1回では気がつかなかった時の用心です。

 また、もし可能ならば、宴会が始まる前に、終わりの時間を予測し(または退出する時間を決めておき)それにあわせてあらかじめタイマーを設定してしまいましょう。

 この場合は駅から電車に乗れる時間、そして目的の駅への到着時間を路線検索したあとに、タイマーをセットしてしまいましょう。この場合は、退出の時間もセットしておくといいですね。

 というわけで、みなさま、楽しい宴会の時間は、家にちゃんと帰ってこそ、より良い思い出になります。

 この複数タイマー作戦、ぜひやってみてください。

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は週刊誌の書評欄総ナメ。日経新聞「あとがきのあと」登場ほか大学受験の問題に2回出題。『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。認知症対策プロダクト「おぼえている手帳」は経産省オレンジイノベーションプロジェクト事業採択。

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