フィリングの量が半端ない！大人な東京パン旅をナビゲート！

旅するパンマニア　片山智香子です。北は北海道、南は沖縄まで日本全国の美味しいパンを求めて旅をしています。いままで食べたパンの累計は軽く１万個以上。そんなパン愛好家の私が「これは！」と感動した日本各地のパンを紹介していきますね。

京王井の頭線の富士見ヶ丘駅からは徒歩12分、久我山駅からは徒歩15分、京王線の千歳烏山駅からは20分の所にあるぱんや照光。烏山北住宅なる団地の一角にあり、パッとみた感じではパン屋さんと気づかないかもしれませんが、食パンと麦の絵に「ぱんや照光」なる看板が目印です。

朝は10時からオープン。ご夫婦2人で営んでいるパン屋さんで「見て楽しい。食べて美味しい。ちょっとビックリ」をコンセプトにしているだけあり、商品名もダジャレのきいたものが多く、選びながら思わずクスッと笑ってしまいます。フィリングの量が半端ない看板商品の跳び箱パンシリーズは向かって右側の棚に、左側の棚には惣菜系のパンを中心にオープン直後からずらりと並べられています。

きまぐれぽかーん、大葉ブー、ちゃとらっしゅを実食

さっくりとした食感もある、チョコブリオッシュの生地に濃厚な味わいのチョコクリーム、巻き始め部分にはモンブランクリームが入っている「きまぐれぽかーん」
形からも分かる通り、チョコをベースにしたコロネです。なのですが、この絶妙に上を向いているような、ふざけているような顔が可愛くて！

モンブランクリームは、舌にからみつく感じがキャラメル？とも思ったのですがPOPを読むとモンブランだったようで。目の部分もチョコレートになっているのですが、生地にも少しチョコチップがまぜこまれているようです。

トマトとオリーブオイルの生地にビッグウィンナー、大葉、チェダーチーズの組み合わせの「大葉ブー」

とにもかくにも極太ウィンナーがジューシーで美味しいです。生地がオレンジなのはトマトからきていると思うのですが、そこまでトマトの酸味は感じません。旨味が凝縮されたウィンナーと、大人な苦みも感じる大葉との相性が非常に良く、ピリッと辛味も感じるなと思ったら、わさびマヨネーズも入っているとのこと。上にかかった胡椒も味わいの良いアクセントになっています。

抹茶、マカダミアナッツ生地にかぼちゃ餡、クリームチーズ、丹波の黒豆のフィリングが入った「ちゃとらっしゅ」

看板商品でもある跳び箱パンシリーズの一つで、最大の特徴はフィリングの量！生地とフィリングの比率間違ってません？と思うくらい、たっぷり入っているのです。実際、もってみると重いです（笑）生地は甘味とさくみがあり、断面では黒豆が目立っていますが、中にはマカダミアナッツも結構入っていて香ばしく、かぼちゃ餡の甘味との相性も良し。

店内にイートインスペースはありませんが、近くに公園があるので、晴れた日はそちらで外パンするのも気持ち良さそうですよ。

動画でサクっと「ぱんや照光」の様子を知りたい方は、0.22あたりからチェックできます。