駅から徒歩10秒!朝8時からオープン!キッシュやタルティーヌなど食事系パンが充実 京都「eight」
自然光たっぷり入る開放的な店内が素敵!大人な京都パン旅をナビゲート!
旅するパンマニア 片山智香子です。北は北海道、南は沖縄まで日本全国の美味しいパンを求めて旅をしています。いままで食べたパンの累計は軽く1万個以上。そんなパン愛好家の私が「これは!」と感動した日本各地のパンを紹介していきますね。
京阪電車の伏見稲荷駅を下車したら、すぐ左の通りを少し戻る感じで10秒くらい歩いたところにeightはあります。
朝は8時からオープンしていて、私が訪問した時は、京都という場所柄もあるとは思いますが外国人の旅行者の方が店前のベンチで焼きたてパンを頬張っておりました。以前は京阪藤森駅付近にあったらしいのですが、2023年2月に現在の場所へ移転。
入店すると目の前にハード系から惣菜系、甘めなものまでパンがずらりと並んでいます。その奥には厨房も見えて、外観自体大きなガラス扉になっているので、自然光もたっぷり入り、めちゃくちゃ開放的な雰囲気。ちなみにお店のコンセプトは「日常から特別な日まで」なんですって。
カントリーローストハムと炒め玉ネギのクロックムッシュ、キッシュ・ロレーヌ、バゲットセレアルを実食
人気があるというクロックムッシュは2種類あったので、今回はカントリーローストハムと炒め玉ネギのクロックムッシュを購入してみました。
カンパーニュやバゲットのようなハードな食感の生地に、ベシャメルソースのコクと塩味、それにハムが幾重にも重ねられていて、シンプルにハムが美味しいのですよ。余計な味がなく素材そのもの味。そして何よりクラスト(外側)のガリガリっとした香ばしさがたまりません。
キッシュは4種類あったなか、最もポピュラーな組み合わせだというキッシュ・ロレーヌにしてみました。キッシュというとカットはされていてもそれなりの大きさのもの多いですが、こちらのは手のひらサイズなのが嬉しい。
中に入っている具材は、ベーコン、クルミ、炒め玉ネギ、グリュイエールチーズで、歯切れよく、卵液部分の塩味、じゅわっと広がる玉子の旨味。一つ一つの食材が小さく角切りになっているので均等に味が混ざり合い、どこを食べても美味しいのです。
バゲットはプレーンなものの他に、今回購入したバゲットセレアルの2種類。こちらの方が半分くらいのサイズだったから選んだというのもあるのですが…、オーツ麦、ひまわりの種、亜麻仁、ゴマ、カボチャの種をバゲット生地に練りこみ焼き上げています。
クラスト(外側)は薄めで、トーストするとバリっとした食感はよみがえりました。クラム(内側)はペタっと瑞々しく、噛めば噛むほど滋味深い味わいが複雑に絡みあいます。もちろん、このままでも美味しいのですが、オープンサンドにして頂いても美味しそう。
店内にイートイン席はないのですが、店前にベンチがあるのでそちらで食べて行くことはできますよ。食事系のパンも多いので、京都旅行時、ちょっと早起きして朝食を買いにくるっていうのもありかもしれませんね。
動画でサクっと「eight」の様子を知りたい方は、0.27あたりからチェックできます。
eight
住所:京都府京都市伏見区深草一ノ坪町29-4
電話番号:075-645-7131
営業時間:8:00~
定休日:月曜日