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イケメン主将が0-0の11回に均衡を破る一発 4連勝で首位にじわりと接近<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者
11回表に24号決勝ソロを放ったク・ジャウク(写真:サムスンライオンズ)

29日のKBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われた。

キウムヒーローズ-サムスンライオンズ(コチョク)は両チーム得点がないまま延長戦に突入。11回表、サムスンは3番ク・ジャウクからの攻撃を迎えた。

ク・ジャウクはカウント2-2の5球目、内角高めに浮いたチェンジアップをライトスタンドに放り込む24号ソロホームラン。試合の均衡を破った。

サムスンは11回裏の守り、5番手投手のキム・ジェユンがキウムの2、3、4番の好打者を迎えるも、中堅手キム・ジチャンのフェンス際のスーパーキャッチもあって三者凡退に抑えた。

試合はサムスンがチームのキャプテン、ク・ジャウクの一発が決勝打となって1-0で勝利。2位のサムスンは4連勝、首位KIAタイガースが敗れたためゲーム差を4.5に縮めた。

映像:ク・ジャウクのホームラン(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇8月29日(木)の結果

・LG 7 - 8 KT(チャムシル)

 勝:ウ ギュミン

 敗:ユ ヨンチャン

・キウム 0 - 1 サムスン(コチョク)

 勝:イム チャンミン

 敗:イ ミョンジョン

・KIA 4 - 10 SSG(クァンジュ)

 勝:キム グァンヒョン

 敗:ラウオ

・ロッテ 14 - 11 ハンファ(プサン)

 勝:ウィルカーソン

 敗:バリア

・NC 10 - 2 トゥサン(チャンウォン)

 勝:ハート

 敗:パク チグク

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「あすから変則日程に」

あす30日以降の試合は、未編成だった50試合に中止分を加えた日程が組まれている。これまでは同一カード3連戦を週2回行う編成だったが、今後は不規則になり移動日に設定されていた月曜に試合が行われる週もある。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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