今や釣具屋かと思うほど品ぞろえが充実している100均釣具。

特にダイソーとセリアは品ぞろえが非常に豊富なのですが、商品数が多いだけにダイソーとセリアで同じジャンルの商品を扱っていることも。

そこで今回は、そんなダイソーとセリアがそれぞれ出している釣り用バサミについて、両者の違いを比較したいと思います。

今回紹介するアイテムはこちら

今回紹介するのは、ダイソーとセリアの釣り用バサミです。

こちらがダイソーのフィッシングシザー、値段は110円(税込)です。

パッケージにはPEライン対応との記載があります。

そしてこちらがセリアのフィッシングシザース、値段はダイソーのものと同じく110円(税込)です。

サイズ感はどちらも約11.5cm程度と、同じようなサイズ感をしています。

細部に違いはあれど同じような商品に見えるこの二つに、果たしてどのような違いがあるのでしょうか？

切れ味を比較してみた

釣り用バサミということで、やはり重視したいのはその切れ味。

ということで、実際に釣り糸を切って切れ味を比較してみました。

まずはセリアのフィッシングシザースでフロロカーボンの6号をカットしてみます。

すると

太めのラインではありますが、問題なく切ることができました。

続いてダイソーのフィッシングシザーでも同様に

フロロカーボンの6号が問題なく切れました。

ただフロロカーボンやナイロンが切れるのは正直なところ当たり前。

次は一般的にカットしにくいとされるPEラインで試してみます。

まずはセリアのフィッシングシザースでPEラインの3号をカットしてみると

全然力を入れていないのに、太めのPEラインがサクッと切れました。

値段が110円であることを考えると、驚異的な切れ味です。

続いてダイソーのフィッシングシザーで試してみると

セリアのフィッシングシザースでサクッと切れたラインが、一度ハサミを握っただけでは切れていません。

確かにラインにダメージ入っているので、同じところを2回カットすれば切れるのですが、1度で切れるセリアのハサミと比べると切れ味に差がありそうです。

0.8号と細いPEラインで試してみても結果は同じで

ダイソーのフィッシングシザーでは1度でカットすることはできませんでした。

100均釣具には品質にバラつきがあるので、もしかしたらダイソーの商品でハズレを引いた可能性もありますが、この結果だけ見るとセリアのものの方がストレスなく使用できそうですね。

切れ味以外でもダイソーとセリアの釣り用ハサミを比較した結果を下の記事でまとめています。

今回はダイソーとセリアの釣り用ハサミの違いについて紹介しました。

どちらも110円と安価な値段であることを考えると便利なアイテムなのですが、見た目はそっくりでも実は機能面に違いがあるので、これから購入してみようと思っている方は参考にしてみてはいかがでしょうか？