本気で釣果をアップさせたい方へ!釣り場の下見で見るべきポイント4選
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釣り人であれば誰しも釣果をアップさせたいと思うものですが、実は釣果アップのためには「入念な釣り場の下見」が不可欠。
釣り経験の浅い方だと「ネットで良さげな釣り場を調べて、釣行日に釣り場に行って釣りをするものの、何も釣れずに帰ってしまう…」という方が多いのではないでしょうか?
実は筆者も釣りを始めてしばらくは上記のような経験をしていたのですが、釣り場の下準備をしっかりとすることで、狙うべきポイントやタイミングなどがイメージできて、以前より魚が釣れるようになってきました。
そこで今回は、釣りの初心者・中級者の方向けに釣り場の下見で筆者が意識してチェックしていることについて紹介します。
実際に河川に行ってみた
では実際に釣り場の下見で筆者が意識してみていることについて紹介します。
まず非常に重要なことなのですが、釣り場の下見を行う際には「潮が引いている時」に行くこと。
魚は地形の変化のあるところを好むのですが、潮が引いている時に下見をすることで、地形の変化が丸見えになることがあります。
ここからは具体的に筆者がチェックしているポイントについて紹介していきます。
その① かけあがり
一つ目に筆者が意識しているのが、かけあがりのある場所。
かけあがりとは画像のように急に水深が深くなっているところで
イラストで簡単に図示すると、下の画像のように深くなっている部分からシーバスやブラックバスなどの捕食者が、真上を通過するエサを待ち構えるために身を潜めていることが多いのです。
そのため、釣り場で下見をする際にはかけあがりの位置を把握しておくようにしましょう。
ちなみにかけあがりを探す時には偏光サングラスが非常に便利で
肉眼では水中の様子が見えないところでも
偏光サングラスをかければ、水の中が見えやすくなりかけあがりを探しやすくなります。
ちなみに水中の様子をチェックするのに使用する偏光サングラスですが、ゴメクサスの偏光サングラスが安価で水の中もよく見えるのでオススメです。
詳しい使用感は下の記事で紹介しています。
その② 水中の障害物
続いて水中の障害物です。
水の中にはテトラポッドや倒木、岩などが埋まっていることがありますが、これらの障害物が魚の身を潜めるポイントになったり、エサの住処になっていたりすることもあります。
特に干潮の時にしか発見できない障害物を見つけた時はラッキーで、常に水から出ている障害物と違って釣り人から攻められにくいので、魚が釣れやすいことも多いです。
その③ 水深と底の様子をチェック
3つ目は水深と底の様子のチェックです。
釣りでは水深と底は非常に重要で、水深に合わせて使用するルアーや仕掛けが変わりますし、底が砂地とゴロタでは攻め方も変わってきます。
ちなみに釣り場の水深や底の様子を探る時にはスピナーベイトのような根がかりしにくくて沈むのが早いルアー。
このようなルアーを沈めることでおおよその水深を把握できますし、ボトムに当てながら引いてくることで底が砂地なのか根が荒いのか、かけあがりの有無などを把握することができます。
その④ エサとなる生き物の確認
4つ目はエサとなる生き物の確認です。
釣り場で岸壁やかけあがりの近くを観察しているとエサとなる生き物を見つけることがあります。
例えば画像ではわかりにくいのですが、筆者が下見をした際は赤枠部分で7cm程度のサッパの群れが回遊しており、よく観察していると1匹のシーバスがサッパを捕食している様子を目撃できました。
また普段は水に浸かっているポイントでは底が牡蠣があり、その近くをカニやヤドカリが歩いていたのですが、このようなポイントでは潮が満ちた時にクロダイがエサを求めて回遊するポイントになっていることもよくあります。
クロダイやシーバス、ブラックバスなどの魚はエサとなる生き物を追って移動することが多いため、エサとなりそうな生き物が生息する場所や種類を把握することができれば釣りの組み立てがしやすくなります。
今回は筆者が釣りの下見で意識してチェックしているポイントについて紹介しました。
水深や障害物の有無などについて下調べをしておくことで当日狙うべきポイントの目星がつきますし、使用すべきルアーや攻めるコースといった釣りの組み立てができるようになります。
さらに季節や天気、潮位などを加味した攻め方のイメージが湧くほど釣り場に通い込めればさらに釣果がアップするので、釣り場の下見で見るべきポイントが分からない方はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?