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16秒で立つテント!ドイツ製エアフレームHeimplanet Caveが気に入りすぎて3個買いました

木村ヒデノリテックジャーナリスト/兼業主夫

今年こそキャンプに行くぞ!ってみなさんこんにちは、テックジャーナリストで兼業主夫のヒデです。

なんでもとりあえず見たことないものを買う癖があるんですが、こいつは買ってよかった!(失敗じゃなかった!)Heimplanet Caveというエアフレームテントです。

ファミキャンだと多くなりがちな設営を短縮できる画期的テント。デザイン性も優れているのでキャンプ場で目立つこと間違いなしの一品!

とにかく速い!にやられました

僕のキャンプスタイルは「e-Camp」。日本人には怒られそうですが、どちらかというと欧米の「外でいかに快適に過ごすか」的なキャンプスタイルです。なので、テント設営の手間を極力かけたくなかったのがこいつに辿り着いた源泉になります。

一番最初に購入したノーマルのCave、まず形がかっこいいじゃないですか
一番最初に購入したノーマルのCave、まず形がかっこいいじゃないですか

だって、16秒ですよ?キャンプ場行って色々やらなきゃいけないことを考えればテントを立てるっていう全く生産性のないことに時間使いたくないじゃないですか(笑)なるべく早く設営終わってゆっくり過ごしたい。そんな自分には激刺さりのテントでした。

デザインが唯一無二、僕はこういうe系デザインが好き

上から見るとわかるんですが、エアフレームがすごく考えて組まれています。最低限で最高の強度。エアフレームならではの風への強さもあります。本当はキャンプより山とか高度の高いところで使うとさらにポテンシャルを発揮してくれるんですが。

上から見ると五角形が組み合わさった形状になっています
上から見ると五角形が組み合わさった形状になっています

人によってはキャンプなんだからもっと無骨なデザインが良いって人も多いとは思うんですよ。でも僕は逆にこういう数学的に計算された機能性を持った製品やデザインが好きです。

高温多湿の日本の夏は少し苦手

とはいえそもそも湿気のない場所を想定してるので、日本の高温多湿環境は苦手です。初期と比べてベンチレーションは改善してるんですが、真夏に使うなら木陰やタープの下に設営した方が良さそう...。

インナーの上側はメッシュになっているので湿気さえなければ夏でも快適にすごせます
インナーの上側はメッシュになっているので湿気さえなければ夏でも快適にすごせます

あと天井も低いので広い空間が好きな人はワンポールテントの方が良いと思います。この辺りは日本人好みではないかもしれないですが、その分コンパクトに畳めたりと良いところもあるので検討材料にしてください。

いろんなデザインが欲しくさせる

muracoとかミニマルなデザインが好きな人には絶対刺さる素晴らしいデザインも魅力です。最初に買ったノーマルタイプのグラウンドシートがブルーなのがどうしても気になってその後ブラックエディションに買い替え。さらにブラックカイロカモエディションを追い買いと僕はどっぷりヘイムプラネットのエコシステムに浸かっています(笑)

uncrateとのコラボモデル...こいつを手に入れるのにどれだけ苦労したことか
uncrateとのコラボモデル...こいつを手に入れるのにどれだけ苦労したことか

こっちは写真よりもだいぶグレーでした。テントないが暗くなりすぎないのが良い
こっちは写真よりもだいぶグレーでした。テントないが暗くなりすぎないのが良い

さらにファミキャンではBackdoorという大きめモデルが重宝してます。これは5人なかに寝られるのと天井が高いので日本のキャンプでも大活躍。前後に入口があるので夏場湿気の多い状況でも空気を通せて優秀です。形はCaveの方が好きだけど、実用ではBackdoorが一番良いかも。

一番よく使ってるのはこのBackdoor
一番よく使ってるのはこのBackdoor

新色のClassicはよりミニマルな佇まいで良い。3シーズンと4シーズンモデルがあるけど、冬メインで使うなら4シーズンモデルを選ぶべし
新色のClassicはよりミニマルな佇まいで良い。3シーズンと4シーズンモデルがあるけど、冬メインで使うなら4シーズンモデルを選ぶべし

誰にでもお薦めできないけど、持っておくとならではの楽しみ方ができる

とにかく設営が速いエアフレームテントですが、全てにおいて優れているわけではなくデメリットも多いです。意外と重かったり、畳んで収納が面倒だったり...。

4m四方、10人用のMavericksは風に強く快適な空間を手軽に設営できる唯一の製品
4m四方、10人用のMavericksは風に強く快適な空間を手軽に設営できる唯一の製品

ただ「快適な空間を16秒で」という点においては右に出るものがないので、その1点を体感したい人にはおすすめできます。値段は80万弱とかなり高額ですが、最終的にはMavericksまで行きたいなと...。EcoFlowのエアコンとかを入れて、エアベッドで寝るなどゴージャスキャンプを計画したいですね。

公式サイト
Heimplanet

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Instagram: ヒデ-兼業主夫の日常@hidenori.kimura
Twitter: ヒデ-ただの兼業主夫@hidenorikimura
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テックジャーナリスト/兼業主夫

バークリー音楽大学映画音楽作曲科卒。家事育児をしながらレビュー記事や動画を作っています。ガジェット好きが高じて築50年団地をスマートハウスにリノベ、沸騰ワード10で紹介されました。家事時短できる製品から育児に役立つハイテクおもちゃまで幅広く紹介していけたらと思っています。

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