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バンライフの食器洗い、最終的に行き着いたのはコレでした#16

KAGARIBI八ヶ岳南麓で夫婦セルフビルド生活

バンライフを始めたばかりの頃は、車内にシンクを作った嬉しさと便利さから食器の油を落さずに家と同じような感覚でガンガン使っていました。最初は2〜3日で帰宅していたので、すぐに排水タンクも洗えるからと安易に考えていたのです。

油断が招いた悲劇

バンライフをして帰ってきたある日のこと。

その日は旅から帰宅したのが夜だったので、排水タンクは後日片付けることにしました。排水も少なかったので(2日分)あとで掃除すればいいかと放置していました。

ですが、これが間違いでした…。

気温が高かったせいなのか、タンクの中はひどい有り様に。なんかカビも発生していて、変な黒ずみも発生。とりあえず気持ち悪い!

なんでもかんでも、流してはいけない!

という事で車内での後片付けを見直しました。もちろん帰宅後すぐに排水タンクの処理をするということも含めて。

拭き取りが大事

車内飯で使い終わった洗い物は皆様はどうされていますでしょうか。

よく洗い物を減らすには汚れを拭き取るといいますが、ゴミが増えることを懸念して食器は洗っていました。ですが、結局のところ拭き取ってから仕上げに水で濯ぐのが良いという結論に。

今の私たちの食器洗いの流れは、汚れを拭く→洗剤をスプレー→拭き取る→濯ぐです。

そこで使用している洗剤は『GREEN MOTION ECO KITCHEN CLEANER』(グリーンモーション エコキッチンクリーナー)です。

公式ホームページの説明をみると、とても魅力的な説明が書いてあり、まるで魔法みたいな洗剤です。界面活性剤が1%で98.99%が水で出来ているクリーナーなので、水がない場合でも拭き取るだけで済みます。

試しにカレーの汚れ落としに挑戦してみました。

アウトドア代表飯 カレーライス
アウトドア代表飯 カレーライス

はじめにサッと汚れを落として、エコキッチンクリーナーをスプレーします。

ヒノキの香りがします
ヒノキの香りがします

スプレー後、しばらく時間をおいてから拭き取りました。この時点でかなりキレイに落ちています。

普段は濯ぐ時にお湯を使用しないとスッキリしないカレーの汚れですが、少量の水で済みました。

鍋の焦げ付きや頑固な汚れはなかなか落ちなくて、こちらはお湯を使用しました。

側面の汚れは落ち難かったです
側面の汚れは落ち難かったです

気を付けるポイントは、食べ終わったら放置せずにすぐに片付ける事です。乾いてしまうと拭き取りにくくなります。

食べたらすぐに拭き取りを
食べたらすぐに拭き取りを

さらに有り難い効能があります。ヒノキの一種である青森ヒバのエッセンシャルオイル配合で除菌効果もあるそうです。バンライフにぴったりな便利なクリーナーですね。

仕上がりはキュッと気持ちいい音がします
仕上がりはキュッと気持ちいい音がします

洗い物を減らす

それから、根本的に洗い物の量を減らす努力もしています。「アイラップ」を使った湯煎調理をして、ビニール袋を器としてそのまま食事をする事で、洗い物は箸だけで済む場合もあります。

持ち手付きの器を使うと食べやすいです
持ち手付きの器を使うと食べやすいです

ちなみに器にアイラップをかけたままスープを飲む事も出来ますが、とっても飲みにくいです。だから汁物はアイラップを使わないで普通に器を使用した方が良いかもしれません。

そして、湯煎の残り湯で食器を濯ぐと水の節約にもなります。さらに余ったお湯は次回の湯煎時に再利用する事も出来ます。災害時にもこういった事を日常から取り入れておけば、慌てずに対応できそうですね。

KAGARIBI ゆか

八ヶ岳南麓で夫婦セルフビルド生活

ハイエースに寝泊りしながらキャンプ場開拓を目指していましたが、とある理由でキャンプ場経営を断念。 今は山梨県の山の土地を購入し、自分達の家をセルフビルド中! 開拓を通して『自分で生きる力』を身につけ、自給自足生活を目指して第二の人生へ向けて挑戦していきます。

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