間もなくゴング! カネロvs.GGG3
ついに今夜、サウル・"カネロ"・アルバレスと、<GGG>ことゲンナジー・ゴロフキンの3度目の対決が行われる。
ご承知のように、今回はカネロの持つWBA/WBC/IBF/WBOスーパーミドル級タイトルに、GGGが挑むかたちとなった。両者の初対戦は2017年9月でドロー。1年後の再戦ではカネロの判定勝ち。共に統一ミドル級タイトルマッチとして催された。
「同一カードで3戦」とは、よほど魅力的でないと興行として成立しない。モハメド・アリvs.ジョー・フレージャー、イベンダー・ホリフィールドvs.リディック・ボウ、アルツロ・ガッティvs.ミッキー・ウォード、マニー・パッキャオvs.エリック・モラレス等、いずれも、見る人に鳥肌を立てる熱戦だった。パッキャオvs.ファン・マヌエル・マルケスにいたっては、4度拳を交えた。
試合前日0時の段階では、チケットが売れ残っている。現地時間9月16日、boldticket.comの最安値が738ドル。リングサイドの最高値が6436ドル。現時点での盛り上がり方は、タイソンvs.ホリフィールド、パッキャオvs.モラレスには遠く及ばない。
カネロは167.4パウンド、 ゴロフキンは167.8パウンドで計量をパス。
今日、ラスベガスの気温は33度まで上がるそうだ。砂漠の不夜城で行われるライバル対決は、どんなフィナーレを迎えるか。