共産党の吉良よし子参議院議員、「オスプレイがペースメーカーに不調をきたす」とデマを飛ばす
神奈川県でお披露目があり『オスプレイ』が話題になっていますが、いまだに実物を見たことがありません。田舎暮らしです。
さて、そんなオスプレイについて、共産党の吉良よし子参議院議員が『Twitter』で「オスプレイの低周波がペースメーカーに不調をきたす」と激しくデマを飛ばしています。国民の代表である議員様がその認識と口の軽さで大丈夫なんでしょうか。
参考ブログ→トンデモ証言「オスプレイの低周波音でペースメーカーが不調になる???」 : 週刊オブイェクト
『YouTube』の日本共産党チャンネルにも、吉良よし子議員が「オスプレイはペースメーカーに不調を与えるかたちでも国民の命を危険に晒している」と喋っている動画が掲載されているので、書き起こしとあわせて紹介します。
まさかとは思いますが、その「低周波」とは、「音」の低周波と「電磁波」の低周波を混同してらっしゃるのではないでしょうか。もしそうだとすれば、吉良よし子議員の勘違いであることにほぼ間違いないと思います。
根拠のない低周波批判
もちろんこの発言に対して、Twitterユーザーからは「低周波の音波でペースメーカーに異常は出ません。そもそも似たような音波が出てる普通の飛行機やヘリは大丈夫でなぜV-22だけ?」「札幌で直上を飛ばれた僕の体の機械は不具合は起きませんでしたが」「低周波でペースメーカー壊れるようなら風力発電なんてもってのほかですね」などと総ツッコミを受けています(ツッコミ1、ツッコミ2、ツッコミ3)。
しかし、吉良よし子議員はどうしても間違いを認められないのか、続けて
と、なぜか「直接伺った(から本当のことだ)」と強調し、「オスプレイ低周波問題の指摘に対する参考」として機関紙の『赤旗』とニュースサイト『沖縄タイムス』の記事を紹介しています。
しかし、どちらのサイトにも「低周波音は不快感や圧迫感といった心理的影響と、建具に振動を与えるなどの物的影響を与える」としか書いておらず、肝心の「オスプレイの低周波がペースメーカーに不調をきたす」の根拠にはなっていません。
というか、どちらも「低周波音」と「音」の話であると書いてあるのですよね。ペースメーカーに不調をきたすのは体に張り付けてピクピクさせる電磁波の低周波治療器の方ですので、音の方は関係ありません。もし音でそうなるなら、ペースメーカーつけた人がばったばった倒れて今ごろ大問題になってます。
参議院議員ともあろう人が、「不調を訴えていた人がいたから本当」というスタンスで国民に語りかけるのはやめて欲しいです。たしかな野党はどこへ行ったんでしょうか。やっぱりそんなものはなかったのでしょうか。