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【千葉市】素敵なインテリアに囲まれて、希少なトラジャコーヒーが味わえるカフェ、cafe five

クールシックスファッショニスタライター(千葉市)

知る人ぞ知るカフェというものはそれぞれの地域に一定数存在すると思いますが、今日はその中でも素敵なインテリアが際立つお店をご紹介します。千葉市花見川区の住宅街にあるcafe fiveさん、ブルーの壁に赤い看板が目印です。

最寄り駅はJR総武線の幕張駅もしくは新検見川駅。お店は住宅街にあるのですが、素敵なインテリアに囲まれてゆったりした時間を過ごすことができるカフェとして、近隣住民に愛されています。20年前のオープン時はインテリアショップだったものを5年前にインテリアショップ兼カフェとしてリニューアルオープンしました。インテリアショップではお客さんが入りづらかったというのが理由で、カフェ併設にしてお客さんの数は格段に増えたようです。

入ってまず感じるのは元インテリアショップということでそのインテリアの素晴らしさ。広くはない店内の壁面には西洋の絵画、時計、お皿などが所狭しと飾られており、テーブル、椅子もアンティーク風でいい雰囲気を醸し出しています。

値札がついているものは購入可能です
値札がついているものは購入可能です

棚には雑貨類もありさまざまなアイテムが並びます。店主の拘りは現地で直接買い付けすること。日本の輸入問屋で仕入れるとどうしても似通ったものになってしまうので、自らイギリスやフランスに出向いてこれはというものを探し買い付けをされているそうです。

インテリアも素敵ですが.お店の奥にズラッと並んだコーヒーカップも圧巻です。

アメリカ滞在時に各地で集めたカップ達、19世紀半ばから20世紀半ばが中心
アメリカ滞在時に各地で集めたカップ達、19世紀半ばから20世紀半ばが中心

マリーアントワネットの肖像も
マリーアントワネットの肖像も

店主は帰国子女、アメリカ滞在中お母さまは国内で旅行をされる度に各地のアンティークショップに立ち寄りカップを収集されていたようです。19世紀半ばから20世紀半ばまでのものが中心だそうですが、19世紀半ばといえば日本では幕末、武士が髷を結っていた時代です。ブランドはさまざま、どれも廃番で今買おうと思っても買えないものばかりです。

一番古いものはどれですかと尋ねたところ出てきたのがこちらです。

左のカップは取っ手がありません
左のカップは取っ手がありません

取っ手なしのカップ、取っ手付きのカップとソーサーがセットになったものの3点セット、年代は18世紀半ば、イギリスのコッツウォルズに行った帰り道で購入されたとのこと。中国の茶器を真似して創ったようで、写真左のカップに取っ手が無いのはそのため、取っ手無しでは持った時に熱いので取っ手をつけたようです。

さて、このアンティークカップで飲むコーヒーをご紹介します。お店のコーヒーはすべてトラジャコーヒー、別名「グルメコーヒー」と呼ばれるコーヒーです。インドネシアのトラジャ地方だけで栽培される豆を使った非常に希少なものです。濃厚な苦みの中にもフルーティーな甘みもある、上品な味わいです。

いかがでしたでしょうか、インテリアや雑貨がお好きな方、芳醇なコーヒーを味わいたい方、独りでまったり過ごしたい方、そんな方々にとてもお薦めなカフェです。駐車場はないので駅からバスまたは徒歩でお越しください。

名称:cafe five(カフェ・ファイブ)

住所:千葉県千葉市花見川区浪花町16-7 ※浪花町はなにわちょうと読みます

アクセス:JR総武線新検見川駅から徒歩15分、または新検見川駅北口から出ている京成バス花 見川区役所行きに乗車、東大総合運動場下車徒歩1分

営業時間:午前11時~午後5時

定休日:水、日、祝日、第4土曜

駐車場:なし

インスタグラム:cafe-five.shopinfo.jp

ファッショニスタライター(千葉市)

カッコよく生きるをモットーに日々過ごしています。雑誌メンズクラブの街角スナップに掲載されること6回、洋服の着こなしにはちょっと自信あります。オシャレな格好をしてオシャレなところに出掛け、その情報を皆さんにお届けします。

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