【京都市】チューリップやボタン ヤマブキやキリシマツツジ 花々の開花早くあちこちで色とりどりの饗宴!
今年はどこでも桜の開花が早く、観光客も戸惑う状況もしばしばだったようですね! さて暖かさのせいで開花が早いのは桜だけではないようです。2023年4月12日に京の街を移動しているとあちこちで時季外れの花の宴に出会いました。
四条通を東へ、建仁寺に行くと、黄色、白、ピンク、濃い紫など、法堂前のボタンがすでに咲き始めていました。桜が散ると咲き始めると言われ、例年は5月上旬が最盛時期と言われています。宗務本院に聞くと「こんなにはやく咲き誇るのには私たちも驚きです」と話されていました。
阪急西院駅を降り立つと交差点の四つ角で、薄紫や黄色、白といったチューリップが色とりどりの花を咲かせていました。通勤や通学途中の人たちが立ち止まってスマホを向ける姿も見かけます。
四条通の西の突き当たりにある松尾大社では、山吹がすでに見ごろを迎えていました。これまた例年よりかなり早め、山吹まつりを開催中です。
京都府長岡京市の長岡天満宮に出かけると、例年は4月下旬になってから見ごろを迎えるキリシマツツジがすでにほぼ満開でした。真っ赤に燃え上がるようなキリシマツツジのトンネルは圧巻です。社務所によると「1週間以上は早いですね。今年はタケノコの生育も驚くほど早いですし、驚いています」とのことでした。
みなさん、桜が終わっても花々に囲まれる京の街へぜひお越しになってください!
建仁寺(外部リンク)京都市東山区大和大路通四条下る小松町584番地 075-561-0190