【完全版】餅の正しい保存方法|個包装パックは「常温保存?」or「冷蔵保存?」
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです。
皆さん、「餅」は好きですか?
焼いたり煮たり、お雑煮やおしるこ、さらには和菓子としても楽しめる「もち」は、日本の食卓に欠かせない存在ですよね。でも、「保存方法」に悩んだことはありませんか?
特に、個包装のパック餅を買ったときに『常温でいいの?それとも冷蔵庫?』と迷った経験がある方も多いのではないでしょうか?
今回は、調理師免許を持つ私が「餅の正しい保存方法」を詳しく解説していきます!
『餅の保存で失敗した…』という方は、ぜひ最後までご覧くださいね♪
今回の目次
- 個包装パックは「常温保存?」or「冷蔵保存?」
- 包装パックは2種類ある!
- ついた餅の保存方法
- まとめ
個包装パックは「常温保存?」or「冷蔵保存?」
自宅でついた餅は美味しいですが、手間がかかるため、市販の個包装パックを利用する方が多いのではないでしょうか?
そんな便利な個包装パックですが、常温保存すべきなのでしょうか?それとも冷蔵保存が適しているのでしょうか?
回答:商品によって異なる!
包装パックは2種類ある!
実は、個包装パックのお餅には、保存方法が異なる2種類のタイプがあります。自分が購入したお餅がどちらのタイプかを確認することが、正しい保存方法を選ぶ第一歩です!
①常温保存が可能なタイプ
→個包装に密閉されており、外袋を開封してもそのまま常温保存ができるタイプです。この場合、直射日光や高温多湿を避け、涼しい場所で保管すれば問題ありません。
印字された賞味期限まで美味しく食べられるため、日常的なストックにも便利です。
②開封後は冷蔵保存が必要なタイプ
→1部のお餅は、外袋を開封すると冷蔵保存が必要になります。このタイプは、開封後2週間以内を目安に食べ切るようにしましょう。
冷蔵庫で保存する際は、湿気や乾燥を防ぐために「密閉容器」に入れるのがオススメ!
皆さんの手元にある餅は、どちらのタイプでしょうか?
商品によって保存方法が異なるので、パッケージの注意書きを確認してくださいね!
ついた餅の保存方法
では、自宅で「ついた餅」は、どのように保存すれば良いのでしょうか?
回答:冷凍保存する!
自宅でついた餅は、市販の個包装パックの餅よりもカビが生えやすいです。
その理由のひとつは、餅を丸めるときに使う餅とり粉が関係しています。餅とり粉が表面に残ることで、湿気を吸いやすくなり、カビの発生を促してしまうのです。
そのため、保存方法として最もおすすめなのが冷凍保存です!冷凍することで、カビのリスクを抑えつつ、美味しさを長く保つことができます。
【冷凍保存する際の手順】
①餅を食べやすい大きさにカットする。
②粗熱をとる。
③1つずつラップで包む。
④保存容器に入れる。
⑤冷凍庫で保存する。
※5〜6ヶ月程度まで保存が可能です。
まとめ
- 個包装パックの餅は常温保存可能なタイプと冷蔵保存が必要なタイプがあります。パッケージの注意書きを確認しましょう!
- 自宅でついた餅はカビ防止のため、冷凍保存がオススメ。ラップで包んで保存容器に入れれば5〜6ヶ月持ちます。