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【白井市】和太鼓チーム「太鼓衆 一和鼓」の、人々を魅了する力強い太鼓の音色とかっこいい振り付け

イチーバくん地域ニュースサイト号外NETライター(白井市・印西市)

白井市冨士にある冨士南園広場で今年2024年5月に開催された「こいのぼりまつり」にて、和太鼓の演奏を披露されたのは、白井市を拠点に活動する和太鼓チーム「太鼓衆 一和鼓(たいこしゅう いちわつづみ)」。

聞いている人たちの体にも響いてくるほど力強い太鼓の音色。

そして、曲に合わせた軽やかでスピード感のある振り付けは、なんともかっこよかったです。

「太鼓衆 一和鼓」は、学習等共用施設の白井市冨士センターで、月に2回土曜日に練習をされています。

見学は自由とうかがい、練習日におじゃまさせていただきました。

白井市冨士センターの防音設備も整った視聴覚室で練習をされています。

白井市冨士センター外観
白井市冨士センター外観

まずは太鼓のセッティング。

女性メンバーも多い太鼓チームですが、大太鼓も自分たちでセットします。

小太鼓はメトロノームのような役割を果たし、練習には必需品だそう。

これだけの数の太鼓は、東京浅草にある文久元年創業の太鼓・神輿などの製造販売をしている「宮本卯之助商店」より、新旧の太鼓の入れ替えのタイミングで譲っていただいたものだそうです。

まずは、基本練習でウォーミングアップ。

ウォーミングアップと言っても、全員揃って叩く太鼓の音は迫力があります。

この日は、2024年9月29日に船橋駅周辺で開催の「ふなばし市民まつり」出演のための曲目の練習です。

本番1週間前、最後の練習ということもあり皆さん真剣です。

こちらが「太鼓衆 一和鼓」会長の鈴木一彦さん。

鈴木さんと、副会長の齋藤和芳さん(この日の練習はご欠席)は、以前から自分たちで太鼓をやってみたいと思っていましたが、経験が無かったことから、浅草を拠点に(2024年現在は九州を拠点に)世界で活動する本格的な和太鼓奏者である小林太郎氏のもとに太鼓を習いに行くことに。

太鼓の技術を習得し、そして、2003年に「太鼓衆 一和鼓」を結成。

チーム名「一和鼓」は、鈴木一彦さんの一と、齋藤和芳さんの和からとって名付けられました。

当時のメンバーは、鈴木さん、齋藤さん、鈴木さんの奥様、齋藤さんの奥様、鈴木さんの息子さんの5人からのスタートでした。

現在でも「太鼓衆 一和鼓」が演奏する曲や、キレッキレの振り付けは小林太郎氏がアレンジしてくれています。

2024年現在の「太鼓衆 一和鼓」のメンバーは10人以上。

下は9歳から、上は75歳までと、幅広い年代の方がいらっしゃいます。

新メンバー大歓迎とのことですので、太鼓にご興味のある方は、ぜひ、見学に行ってみてはいかがでしょうか?

そして、いよいよ「ふなばし市民まつり」本番当日を迎えました。

船橋市の和太鼓チーム「和太鼓建翔」とのコラボで、各チームそれぞれの個性を活かした演奏が繰り広げられました。

「和太鼓建翔」の演奏
「和太鼓建翔」の演奏

後半は「一和鼓」と「建翔」の合同演奏もあり、大いに盛り上がりました。

「ふなばし市民まつり」でも、「太鼓衆 一和鼓」の力強い太鼓の音色とかっこいい振り付けは多くの人々を魅了していました。

「太鼓衆 一和鼓」と「和太鼓建翔」の皆さん
「太鼓衆 一和鼓」と「和太鼓建翔」の皆さん

「太鼓衆 一和鼓」

  • 練習拠点:千葉県白井市冨士239-2 白井市冨士センター
  • 練習日:月2回・土曜日
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地域ニュースサイト号外NETライター(白井市・印西市)

生まれは横浜ですが、小4より印西育ち。白井市・印西市が町だった頃から知っています(歳がバレる!?)。白井市・印西市のグルメ・イベント・歴史など、色々レポートしていきます!

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