【仙台市】これぞ次世代のスタンダード! エスパル仙台本館地下1階に「すまぷらストア」がオープン!
仙台市を愛する号外NETライターの長谷川誠です。
人口減少、働き手不足。山形で生まれ、現在仙台で暮らしている私にとって、よく耳にしている言葉であります。山形であれ仙台であれ、東北であれば、中心部からちょいと車を走らせようものならば、ポツポツと目立つ空き家。そして飲食店に入れば、店内の様子から実感する働き手不足。
そんな状況を肌で感じると、東北を、そして仙台を愛するだけに「東北の未来、大丈夫ですか?」と言いたくなってしまう昨今でしたが、2023年10月2日(月)。エスパル仙台本館地下1階に未来の明るさを感じさせてくれるお店がオープンしました!
そのお店とは、こちらの無人キャッシュレス決済のお土産店「すまぷらストア」。
こちらのお店は、急速に進行する人口減少や働き手不足などの社会課題を解決していくために、仙台ターミナルビル株式会社が株式会社HAKKA、株式会社TOUCH TO GOと連携しオープンしたコンセプトショップ。
【仙台ターミナルビル株式会社公式HP:プレスリリース「すまぷらストア」】
プレスリリースによれば、「スマ」ートな運営・決済で、様々なモノや人が集まる「プラ」ットフォームとなり、「ぷら」っと入りやすいショップを目指し、エスパルが地元企業と作る新たなチャレンジショップ、とのこと。
店舗の脇には利用方法が大きく書かれています。
入って、選んで、支払う。普通のお店と何ら変わることのない流れですが、違うのは店内にはお店の方が「誰もいない」ということ。営業時間帯や日にちは関係なし。この日、この時間、ちょっと勤務できるスタッフがいなくてどうしよう…という、小売店さんが抱えている悩みが解消されているわけであります。
こちらは店舗の入口付近の様子。
入口付近から食べ物に雑貨、株式会社HAKKAさんがセレクトした魅力的な東北土産がズラリと並んでいます。
そしてこちらが店舗出口、決済端末の様子。
店内に設置されたカメラやセンサーなどの情報から、入店した人が手に取った商品をリアルタイムに認識しているため、会計時は商品をスキャンしなくてもよいという、非常にスマートな仕組みが実現されています。
DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉をよく耳にし、頭では理解していたつもりですが、こうしてその成果を目の前にしてみると、まるでSF映画の世界のよう。凄いぞDX! 目指せ人手不足解消!
そんな技術による明るい未来を感じさせてくれるコンセプトショップ「すまぷらストア」。
無人決済店の利点を活かし、営業時間は曜日問わず7:00~24:00とのこと。気になった方は時間を気にせずショッピングに行ってみてはいかがでしょうか。
●すまぷらストア●
〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央1丁目10−10 エスパル仙台本館地下1階