ラ王30周年記念!新作「日清ラ王 KamoDashi中華そば」を実食レビュー
気になるカップ麺を紹介します。
2022年10月10日に日清食品は「日清ラ王 KamoDashi中華そば」303円(税込)を新発売。30周年記念商品第2弾です。第1弾は「台湾まぜそば」と「濃厚坦々」でしたが、麺は非常にクオリティが高く、スープも非常に頑張っている印象でした。筆者としては物足りないところもありましたが、カップ麺としてはハイレベル。
第2弾の鴨を使ったカップ麺がどんな味なのか?実食してみました。
こちらが「日清ラ王 KamoDashi中華そば」です。公式HPによると「鶏や豚のうまみをきかせた淡麗醤油スープに、合鴨のエキスが入った「特製Kamo Oil」を加えて仕上げる、鴨のうまみと醤油の香りが際立つ濃厚な味わいの一杯です。」とのことです。
金のふたの上に特製鴨オイルが張り付いていました。
1食(95g)あたり358kcal。炭水化物は63.1gで食塩相当量は(めん・かやく2.5g、スープ4.5g)でした。
原材料のスープ部分をチェックすると、豚脂やポークパウダーなどの豚系調味料が数多く含まれています。もちろん鴨エキスなどの鴨系調味料も入っているようです。
麺は平たい中太麺。スープは麺と一緒に入っています。かやくは鶏つくね、卵、ねぎの3種類がスープと一緒に入っています。調理時間は熱湯を入れて5分です。
完成品がこちら。鴨の香りが漂ってきて食欲をそそります。
まずはスープから一口。鴨の香りは漂ってきますが、鴨らしさは前面に押し出していなくて、後味が残る程度です。どちらかというとキレのいい醤油と豚系調味料が強め。パッケージは鴨ですが、豚が現れるという拍子抜けするような味ですね…これはこれで美味しいですが、鴨らしさをもっと前面に押し出してもよかった気がします。
ツルっとした麺は喉ごしが良く、すっきり系スープに対してはまずまずあっていたと思います。筆者としては丸麺でもう少しもっちりさせた方がスープを吸い込んでよかった気がしますが…あまりにもツルっとしているので、こんにゃく麺や米麺に近い食感になってしまっているんですよね。
具材には鴨つくねがしっかり入っていて、肉肉しさをかもしだしていました。最近流行りの大豆ミートとは味が違いますね。以前食べた「明星 濃いぜ!一平ちゃんBIG からあげ醤油ラーメン」の大豆ミートは肉に見えるなにかでしたから、それと比較すると雲泥の差があります。
今回食べた日清ラ王 KamoDashi中華そばは美味しいけど何か足りない味。
ごちそうさまでした。
<商品詳細>
商品名:日清ラ王 KamoDashi中華そば
参考価格:303円(税込)