円安に負けない! 早起きは三文の”得” セコくない節約術 in ハワイ
各航空会社が、今年のゴールデンウィークの国際線予約数を発表しました。今年は新型コロナウイルスが季節性インフルエンザと同じ5類となってから初めてのゴールデンウィークとあって、円安や燃料サーチャージの高騰などのマイナス要因を抑えどの航空会社でも順調な伸び。特にANAはハワイ路線において前年比50%増の約1万6000人と過去最多の予約数とのことで、「やっぱりハワイ強いわ~」と思わせられます。
しかしながら、さまざまなバラエティ番組などで有名人が「ワイキキは物価が高い!」と声をそろえているため、十分楽しめないかと不安な人も多いのでは? 実際のところ、円安の影響はかなり痛感するところではありますが、リーズナブルに旅をする方法がないわけではありません。というわけで、今回ご紹介したいのは、節約できるけれど、でもケチケチしない。そんな旅スタイル。それはずばり「早起き」です!
朝イチのアクティビティは朝食!
食費こそ「高い、高い」と騒がれているポイントですが、たしかにディナーとなるとわりと庶民的なレストランでもアラカルトで注文していけばまぁまぁの額に達することもあります。ならば、1日の食のメインを朝食にしてはいかがでしょう。コンドミニアムタイプのホテルなどに宿泊している場合、朝食はごく簡単にマフィンとコーヒー、なんてこともありますが、ここは一発、がつんとナイスな朝食を盛り込みます。
ワイキキで朝食といえば老舗の名門リゾート・モアナサーフライダーの『The Veranda』のビュッフェ。白亜の木造建築と目前に広がる真っ青な海という幻想的ともいえるロケーションが大きな魅力で、宿泊者以外の利用も受け入れています。
ロビーから中庭へと足を運ぶと、植樹されて今年120年目を迎えるシンボリックなバニヤンツリーに迎えられます。その向こうに広がるオーシャンブルーに目を細めつつ、席へと案内されるその一歩ごとについ立ち止まって写真を撮ってしまうことはうけあい。ちょっとおしゃれして出かけることをお勧めします。
The Veranda(モアナサーフライダー1階)
2365 Kalakaua Ave. Honolulu
朝食(毎日):6:00~10:30
朝食ビュッフェ:大人 48USD, 子供(12歳以下)22USD※税、チップ別
早朝から長蛇の列ができていることもある、人気のカフェ『Island Vintage Coffee』。こちらはアサイーボウルなどで有名ですが、そのお隣にある『Island Vintage Wine Bar』も朝7時から営業しており、だいぶアメリカンサイズのブレックファストメニューがそろっています。「ブレックファストなんて生ぬるいぜッ」という健啖自慢には、グルメバーガーやガーリックシュリンプといったメニューもオーダー可能。朝から丸一日分のエネルギー摂取ができちゃいます。
Island Vintage Wine Bar(ロイヤルハワイアンセンター内)
2301 Kalakaua Avenue #C215, Honolulu
営業時間:7:00~22:00(ラストオーダー フード21:30、ドリンク21:45)
早い時間帯から調いまくれ! 午前中オープンのスパ利用
ハイアットリージェンシー ワイキキビーチリゾート&スパの『ナ ホオラ スパ』は朝9時から営業開始と、早め。宿泊していなくても利用可能で、トリートメント前後はサウナつきのスパエリアでのんびりと過ごすことができ、朝からサ活もできちゃいます。ちなみに、筆者は25分間の『ハイドラフェイシャル(210USD++※4%ちょっとのハワイ州税と21%のサービス料がプラスされます)』をチョイス。自分の顔がこんなにばっちかったのかと目を疑うほど顔の角質が取れ、ピーリングしたかのようなつやもちな肌をゲット。施術後の2週間くらい、化粧のノリがいい! 顔に触るのが楽しみ! と、目に見える違いがありました(※元がひどすぎたせいかも笑)。ただ、施術後はしばらく日光などの刺激ほ避けたほうがいいとのことなので、このトリートメントは最終日の午前中(フライトが午後便の場合)に入れるのがいいかも。
サウナ利用も含めて、早めに出かけるのが吉。特にサウナは毛穴を広げてくれクリームやオイルが肌に浸透しやすくなるので、施術前が効果的だそう。時間に余裕をもって行きましょう。
Na Ho’ola Spa(ハイアットリージェンシー ワイキキビーチリゾート内)
2424 Kalakaua Avenue, Honolulu
営業時間:9:00~17:00
ハッピーアワーで満足のディナーを
スパが午前中で終わっちゃうなんて嘘だろ……⁉ ととまどいながらも、午後はのんびり観光やショッピングを楽しみます。そしてちょっと疲れたころに、ハッピーアワーへGO!
「ハッピーアワー」とはディナーにはちょっと早い、という時間帯にお得に飲食できるサービス。ホノルルはハッピーアワーを導入しているお店が多く、ドリンクだけでなくおつまみもハッピーアワー用のお得な金額のものを用意していたりします。といってもここはハワイ。ボリュームはアメリカン! なので、たかがおつまみとあなどるなかれ。ほんの数品頼んだだけでもうお腹いっぱい、今日はもう夕飯入らない。となる人続出(筆者の周りで)! 15時から、とか1日中ハッピーアワーといったお店もあるので、よぉぅく探してみてください。ちなみに、筆者が街を歩いていて見た限りではドリンク1杯4USDが底値でした。さらに安いところを見つけたらラッキー⁉
Eating House1849(インターナショナルマーケットプレイス内)
住所:2330 Kalākaua Ave #322
MOANI Waikiki (インターナショナルマーケットプレイス内)
住所:2330 Kalākaua Ave #312
無料のショーで締め!
ハッピーアワーは18時までに終わるところが多いので、今の季節ならまだギンギンに明るい時間帯。ほろ酔い気分でビーチを散策しながらサンセットを待つもよし、クヒオビーチやインターナショナルマーケットプレイスで開催されている無料のフラショーに立ち寄るもよし。陽が落ちて涼しくなった時間帯、かつ街にはまだまだ活気があるのでぶらぶら街歩きにも最適です。そして翌朝の早起きにそなえて、早い時間におやすみなさい! というプラン。
いかがでしょう。
いくらわんぱく朝ごはんを食べたとはいえ、ハッピーアワーが始まる15時、16時までお腹がもたない! と思うかもしれませんが、筆者の場合はおやつにマラサダやシェイプアイスなどをちょろちょろ食べて、ちょうどよくお腹が空いてくる時間帯がハッピーアワー、という感じでした。ハワイに来るといつも食べすぎてしまうのも防ぐことができて一石二鳥。時差ボケでどうしても早朝に目が覚めてしまう人なら、このスタイルの旅はなかなかのメリットでは。ぜひぜひ、楽しい旅を!
Blended Hawaii 44 Kainehe St Suite3, KAILUA
営業時間:9:00~16:30
KCCやMilianiマーケットなどの開催日はキッチンカーで出店