「サッカーのまち100周年」を記念して令和6年7月に開設された「サッカーミュージアム」に行ってきました。場所は藤枝市役所の隣、藤枝市民会館ロビー1階、正面玄関から入ってすぐ右手です。

藤枝市が100年積み上げてきたサッカーの歴史を紹介する展示やプロ選手のプレーを体験できるスペースがあります。１９２４年、サッカーが志太中（旧制、現藤枝東高）の校技になったことから歴史が始まります。そして１９３６年のベルリンオリンピックから現在までのサッカーに関する写真やメダル、ユニフォーム等々が順を追って分かりやすく展示されています。

こちらはベルリンオリンピックに行ったトランク。たくさん貼ってあるステッカーはシベリア鉄道、満州ホテルなど様々な国や都市のものがあります。
交通網の発達していない当時は朝鮮半島から満州鉄道、シベリア鉄道と乗り継ぎ、モスクワ経由で2週間もの時間をかけてベルリンに到着したそうです。
この古いトランクから当時の選手団のオリンピックへの期待や希望がにじみ出ています。

この青いシャツは1960年頃の青島サッカースポーツ少年団のユニフォームです。当時サッカー少年だった方は懐かしいですね。

藤枝市出身選手の長谷部誠さん、名波浩さん、中山雅史さんのユニフォーム、シューズ、優勝記念シャーレも間近で観ることができます。

そしてユニフォームを着て写真を撮ったり、VRでプロサッカー選手の目線を体験できます。

会場には職員さんが常駐しているので、ＶＲの使い方などは親切に教えてもらえます。サッカーのお話も聞けますよ。

壁面には選手のサイン

藤枝の街ガチャもありました。

実はサッカーに詳しくない私ですが、歴史ある展示物や、現在活躍中の選手紹介、VR等の体験がコンパクトにまとめられていて藤枝サッカーへの興味が湧いてきました。
サッカーが大好きな人もそれ程でもない人も楽しめます。
開催予定は2025年3月までなのでお早めに訪れてみてください。入場無料です。
最後に藤枝市のホームページをご紹介します。とても充実していて面白く、藤枝市のサッカー愛が感じられます。→サッカーのまち藤枝PRホームページ

◆開設場所◆
藤枝市民会館ロビー1階（藤枝市岡出山1-11-1 藤枝市役所敷地内）
開館日：木曜日～月曜日（火曜日・水曜日・年末年始休館）※その他臨時休館の場合があります。
開館時間：午前9時～午後5時

公共交通機関からの道順：
・JR藤枝駅北口から、しずてつジャストライン中部国道線新静岡行きまたは岡部営業所南行きに乗車。千才（ちとせ）停留所で下車し、徒歩10分。
・JR藤枝駅北口から、しずてつジャストライン「志太温泉線」に乗車し、「藤枝市役所」で下車。

藤枝駅北口から車で約１０分
駐車場:２００台

◆お問い合わせ先◆
サッカーのまち推進課
〒426-8722 静岡県藤枝市岡出山1-11-1 藤枝市役所東館4階
電話：054-643-3138
藤枝市公式ホームページ