栄養不足だと「むくみ」が起こる?-"むくみの仕組み"から分かりやすく解説!
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「栄養不足」と「むくみ」について解説していきます。
今回の目次
- むくみとは?
- なんでむくみが起こる?
- 栄養不足はむくみやすい?
- 栄養不足とむくみの仕組み
- 最後に
1.むくみとは?
むくみは一般的にも多くみられるものですが、いざ「どんな状態ですか?」と聞かれると、意外と答えるのが難しいですよね。
簡単にいうと、体の一部に余分な水分が溜まり、腫れている状態を指します。
細かくいうと、「間質液」という液体が過剰に蓄積した状態を「むくみ(浮腫)」といいます。
間質液とは、私たちの体の中にある細胞と細胞の隙間を埋める水分です。
2.なんでむくみが起こる?
むくみが起こる原因は様々ですが、一般的に多いのは、塩分の摂りすぎ・栄養不足・運動不足・筋力低下・長時間の同じ姿勢などです。
特に立ち仕事の方の場合、重力の影響で、下半身の方に水分が溜まりやすくなります。
他にも肝臓や心臓などの「内臓機能の低下」によってもむくみが起こることはあります。
3.栄養不足はむくみやすい?
栄養不足になると、むくみやすくなります。
特に極端なダイエットをされている場合、栄養不足→むくみ→体重増加→さらなる食事制限。といった悪循環になることもあります。
4.栄養不足とむくみの仕組み
血管の中に存在するアルブミン(タンパク質の一種)やナトリウムは、間質液の「水分を引っ張ってくる」といった役割があります。
本来はこれにより、正常な水分バランスが保たれています。
しかし、栄養不足の状態ではアルブミン(タンパク質の一種)が不足してしまいます。
これにより、血管内に水分を引っ張ってくる力が弱くなり、間質液が増えてむくみが起こります。
※いわゆる浸透圧の変化によるもの。
4.最後に
このように栄養が不足すると、むくみが起こりやすくなります。
とはいえ、塩分の摂り過ぎはむくみやすくなりますので、バランスの良い食生活が大切ですね。
最後までご覧いただきありがとうございました!