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魅せた美ボディ!! “麗しのマッスル女王”ソン・ソフィ、健康美のヒミツとは?

慎武宏ライター/スポーツソウル日本版編集長
ソン・ソフィ(写真提供:SPOMAX/MUSCLE MANIA KOREA)

近年、健康志向が高まり、“マッスル・ブーム”が盛り上がっている韓国。体を鍛える女性も増えているが、そのロールモデルとなっているのがソン・ソフィだ。

ミス・コリア慶南大会で「美」部門グランプリに輝いた経歴を持ち、韓国最大のマッスル大会『マッスルマニア』のビキニ部門でも1位を獲得。その美貌とスタイルに憧れる韓国女性は数多い。

最近は、SNSに写真をアップするだけでニュースになるほどだ。

(参考記事:大胆水着写真も!!「アップルヒップ」を持つ”新鋭マッスル女帝”ソン・ソフィに視線集中!!

韓国のスポーツ参加率まで変えた“マッスル美女”

ソン・ソフィ自身も、その反響の大きさを日々実感しているという。

「SNS上で、ファンからコメントをもらうことも増えました。印象的なのは、ある講習会で、ミス・コリアや『マッスルマニア』での経験を話した後に、私の話に影響を受けて、“自分も何かに挑戦してみようと思いました”と言われたことですね。とっても誇らしい気分になりました」

多くのファンが目にするだけに、SNSに写真を投稿するときは、気を付けていることもあるという。

「自分のことを誇張しないように注意しています。自然な姿を見せたいので、写真も補正しません。写真と実物にギャップがないようにしていますね」

そんなナチュラルな写真だからこそ、ソン・ソフィの健康美がさらに際立っているわけだが、実際に彼女の美ボディに憧れてフィットネス・トレーニングを始める女性も多い。

最近は“マッスル美女”の存在が韓国のスポーツ参加率にも影響しているという調査結果もあったが、こうしたフィットネス人気の高まりを、ソン・ソフィはどう思っているのか。

(参考記事:韓国のスポーツ参加率を変えてしまったグラマラスな“マッスル美女”たち

「私は、とてもいいことだと思っています。韓国では数年前まで、とにかく痩せようとする女性が多かったんです。食事制限だけでダイエットをしようとして、ただただ細くなろうとしていました。

でも最近は、『マッスルマニア』のような大会や、健康に関するテレビ番組が増えたこともあって、“健康的に美しくなろう”というのがトレンドになっています。運動をすれば、ストレス発散もできるので、体も心も健康になる人々が増えるのはうれしいことですね」

日本の映画やアニメも観る

そんな韓国と同様、日本でも“筋トレ女子”や“腹筋女子”という言葉が広まり、健康美を目指す女性が増えているが、ソン・ソフィは、「日本でも健康美が注目されていることは、聞いたことがあります。以前には“モムチャン・アジュンマ”も日本で有名になりましたよね」と話す。

“モムチャン・アジュンマ”とは、韓国の一般主婦でありながら、独自のフィットネスプログラムとダイエットメニューで韓国はもちろん、日本でも一世を風靡したチョン・ダヨンのことだが、ソン・ソフィもまた、日本での活動に興味を抱いている。

「私も、日本で活動する機会があれば、ぜひ行ってみたいです。フィットネスモデルとしても活動してみたいですし、言葉の壁はありますが、日本の皆さんに運動を教えてみたいですね」

最近は、以前に本欄でも紹介した通り、難病を患いながら『マッスルマニア』グランプリに輝いた“感動マッスル美女”イ・ヨンファが、日本のバラエティ番組に出演するなど日本での活動を本格化させているだけに、ソン・ソフィが今後、日本で活動することも十分にあり得るだろう。

ちなみに、ソン・ソフィは日本のコンテンツにも詳しい。日本の映画やアニメも好んで観ているという。

「最近は、『ただ、君を愛してる』も観ましたし、『君の名は。』も観ましたよ。日本の街並みや風景が印象的だったんですが、昨年、初めて日本に行ってみたら、映画やアニメで見た景色がそのまま広がっていて。感動しました。

渋谷や銀座を歩いても、道にゴミ一つ落ちていない。東京タワーもきれいだったし、表参道で見た夜景もすてきでした。それから、お寿司もすき焼きもとってもおいしかった! 日本にはいい印象がたくさんあります」

トレーニングの“3つのコツ”

日本好きな一面も見せてくれたソン・ソフィだが、今後の活動についてはどう考えているのだろうか。

「トレーニングの勉強に力を入れたいですし、20代の一番良い時期に頑張って体を鍛えて、いろいろなモデル活動もしたい。

そして、そんな私の知識や経験を、みんなに分け与えられるトレーナーになりたい。それが、私の夢です。運動も、勉強も、モデル活動も、全部つながっているんです」

今年4月に行われる『マッスルマニア』上半期大会の出場は未定というが、いずれにしても、ソン・ソフィがモデルとして、トレーナーとして、今後も韓国の“マッスル・ブーム”を牽引していくことは間違いないだろう。

(参考記事:韓国“美ボディ女神”の祭典『マッスルマニア』。上半期大会を前に美女の競演をプレイバック

そんなソン・ソフィに、運動に関心がある人たちへメッセージをお願いすると、効果的にトレーニングを行う“3つのコツ”を教えてくれた。

“マッスル・ブーム”が高まる韓国で、女性たちのロールモデルとなっているソン・ソフィが語るだけに、そのアドバイスは説得力がある。彼女からのメッセージを最後に紹介しよう。

「一つは、“誠実に”。体はうそをつきません。地道にトレーニングを続けましょう。二つ目は、“幸せに”。気分よく運動をすることが大切。運動をしてストレスが溜まったら、健康にはなれませんから。

三つ目は、“安全に”。自分に合った運動を見極めましょう。怪我をしたら本末転倒です。この3つのポイントを守れば、トレーニングはうまくいくはず。運動と向き合い、健康に体を鍛える皆さんを、私も応援しています」

ライター/スポーツソウル日本版編集長

1971年4月16日東京都生まれの在日コリアン3世。早稲田大学・大学院スポーツ科学科修了。著書『ヒディンク・コリアの真実』で02年度ミズノ・スポーツライター賞最優秀賞受賞。著書・訳書に『祖国と母国とフットボール』『パク・チソン自伝』『韓流スターたちの真実』など多数。KFA(韓国サッカー協会)、KLPGA(韓国女子プロゴルフ協会)、Kリーグなどの登録メディア。韓国のスポーツ新聞『スポーツソウル』日本版編集長も務めている。

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