G7開催記念!まちなかバルin Nikko
6月24日(土)・25日(日)に日光市で開催される、G7男女共同参画・女性活躍担当大臣会合の開催を記念して「まちなかバル in Nikko」が開催されています。各参加飲食店は、G7参加各国の料理をイメージし、前菜・スープ・メイン・デザート・ドリンク、それぞれのカテゴリの美味しい料理やスイーツを用意。参加店舗で楽しんだ写真を「Instagram発信キャンペーン」に投稿すると、G7の会場となるザ・リッツ・カールトン日光のアフタヌーンティー ペア券などが当たるプレゼントも!G7開催を祝いながら、日光のおいしいものを食べ歩きしませんか?
日光市の食と世界の食のコラボレーション!
G7男女共同参画・女性活躍担当大臣会合の開催を記念して、5月20日から7月17日まで開催中の「まちなかバル in Nikko」は、会合の地となる奥日光エリア、日光エリア(霧降高原エリアを含む)、鬼怒川エリア(川治エリアを含む)、今市エリアの全37の飲食店舗が、G7参加各国の代表的な料理でおもてなしします。
<奥日光エリア>は6つの飲食店が参加
奥日光エリアからは龍頭之茶屋、コーヒーハウス ユーコン、イタリア大使館記念別荘公園内 Café Como、レストラン滝など6店舗が参加。今回はその中から、2軒をご紹介します。
【イギリス・デザート】南4番クラッシック(英国大使館別荘記念公園): 駐日英国大使館オリジナルスコーン
奥日光エリアでの筆者のおすすめは、英国・デザートカテゴリーに参加の「南4番クラッシック」の駐日英国大使館 オリジナルスコーン。外はサクッ、中はフワっとしたスコーンは、いつも食べているスコーンとは全然違う! スコーンはナイフで横に半分に切って、ジャムをつけて、上にクロテッドクリームをのせる、またはクロテッドクリームをのせてからジャムを乗せて食べるのが英国式。クロテッドクリームは、カロリーなんて気にせずにたっぷりと(笑)。このクロテッドクリームが、もう、最高なんです~!
南4番クラッシックは「英国大使館別荘記念公園」の2階にあるティールーム。この建物は英国外交官アーネスト・サトウが建てた山荘で、後に英国大使館別荘となり2008年まで利用されていました。現在は英国大使館別荘記念公園として公開され、人気の観光スポットとなっています。日光が国際避暑地として栄えたルーツでもあるこの場所。その記念すべき地で駐日大使館監修のスコーンを楽しめるなんて、なんて贅沢なんでしょう!
【フランス・メイン】レストラン シェ ホシノ: G7スペシャリテ
地産の食材を使って作る、日光ならではの美味しいフレンチが大人気の「シェ・ホシノ」は、フランス・メインカテゴリーでの参加になってますが、メインのみならず、フレンチのフルコース G7スペシャリテを用意。
オードブルは「温泉卵の生ユバ添え、オリーブソース」。温泉卵に醤油が入った湯波と赤ワインヴィネガーを合わせたソースがかけられています。まさに、和と洋、そして日光との融合をイメージさせる美味しいオードブルです。
メインはの日光が誇るヤシオマスを使った「虹鱒のムニエル シェ・ホシノ風(写真)」または、「栃木産銘柄豚ロースのポワレ リンゴのコンポート添え」。奥日光は、明治期にトーマス・グラバーが湯川に鱒を放流して以来、「鱒釣りの聖地」として知られる地。皮はパリッ!身はふわふわのムニエルをお楽しみください。
<日光エリア>は17店舗、<霧降エリア>は1店舗が参加
日光エリアからは、マンテンチキングリル日光、茶まびこ、明治の館、鉢石宿、ジルエッテ、チロリン村など18の飲食店が参加。その中から3店舗をご紹介します。
【アメリカ・前菜】mekke 日光郷土センター: 揚げたてゆばチップス
御幸町の「mekke 日光郷土センター」は、アメリカ・前菜カテゴリー、老舗「ふじや」手作りの松皮湯波を揚げた「揚げたてゆばちっぷす」で参加しています。私が訪れた日は、あいにくmekkeのキッチンカーがお休みで、揚げたゆばをパッケージに入れた「贅沢ゆばちっぷす」が、郷土センターで売っていました。ポテトチップスより、さらに軽やかな口あたりの贅沢ゆばチップス、あっという間に全部食べちゃいました!
【イタリア・メイン】Pizza リンネ: 自家製燻製ベーコンと黒マイタケ・ひらたけのPizza
田母沢御用邸記念公園の向かいにある「Pizza リンネ.」は、薪釜で焼く美味しいPizzaが大評判のお店です。ご主人お一人で、接客も、pizza作りもしているので大忙しですが、本場イタリアのpizzaにも負けない日光ならではのpizzaを堪能できます。
Pizza リンネはイタリア・メインカテゴリーで参加。参加メニューは、自家製燻製ベーコンと黒マイタケ・ひらたけをたっぷりと使った「自家製燻製ベーコンと黒マイタケ・ひらたけのPizza」。「日光HIMITSU豚」を使桜チップスで燻製したベーコンは、1週間もの時間をかけて仕上げた逸品。薪釜で焼き上げる香ばしいモッチモチふわふわの生地は、耳まで美味しく食べられました。
【日本・メイン、イタリア・デザート】かんまんの茶屋: ゆばそば、そばだんご、抹茶アフォガード
化け地蔵で有名な憾満ヶ淵駐車場横に立つ「かんまんの茶屋」は、日本・メイン、イタリア・デザートカテゴリーで参加。こちらのお店は、こだわり抜いた手打ちそばと蕎麦だんご、ゆば、甘味がめっちゃおいしいんです。名物のゆばそばには、フワフワのやわらかい大きなゆばが山菜&キノコを従えて鎮座しています。冷たいゆば蕎麦もあるので、お好みでどうぞ!
かんまんの茶屋に来たら外せないのが、そばだんご。特に蕎麦の実入りそばだんごは、目がまんまるになるくらい美味しい!何度食べても「ん~♪ おいしい~!」と叫んでしまう私です。
ぜひ、ご賞味あれ!
<霧降エリア>【カナダ:ドリンク】チロリン村:日光コーラ
霧降エリアからは「四代目徳次郎 日光天然のかき氷」のホームグラウンド「チロリン村」がカナダ・ドリンクカテゴリー(日光コーラ)で参加しています。
え?どうしてコーラがカナダ?と思いますよね。じつは、この日光コーラには、霧降高原のカエデから取った希少なメープルシロップが使われているんです。
「チロリン村」は、大自然の中でレジャーを満喫できる施設。さらに、四代目徳次郎プロジェトでは、日光の天然氷、日光寒晒し蕎麦、日光メープルシロップなど、日光の歴史や自然と調和した食材、モノづくりなどに挑戦しています。そのメープルシロップを使った日光コーラ、ぜひ味わってみてくださいね。
<鬼怒川・川治エリア>は8店舗、<今市エリア>は5店舗が参加
<鬼怒川・川治エリア>からは、キヌガワコーヒー、とりっくあーとぴあ、東武ワールドスクウェア、水辺のカフェテラス、ディサポーレ、和風ダイニング「和菜工房」(あさや)、祝い宿 寿庵などの8店舗が参加。<今市エリア>からは、汁飯香の店 隠居うわさわ、KASHIWA CAFE & COFFEE ROASTERY、魚登久など5店舗が参加します。その中から鬼怒川エリア1舗、今市エリア3店舗をご紹介します。
<鬼怒川エリア>
【ドイツ・デザート】はちやカフェ:ホットバウムクーヘン4種盛りドリンクセット
鬼怒川エリアでは、鬼怒川を代表するお土産・はちやバウムを気軽に楽しめる「はちやカフェ」が、ドイツ・デザートカテゴリーで参加。HOTバウムクーヘン4種盛りは、焼き立て感覚のHACHIYA自慢の4種のバウムクーヘン「はちや&いちご&ろっく&日光しょうゆ」と、オリジナルブレンドorアイスコーヒー/紅茶(HOT)orアイスティーの4種のドリンクの中から1品を選べるセット。
ドイツの伝統的お菓子バウムクーヘンと、栃木のいちご、日光しょうゆという、地元の食材がコラボした、HACHIYAならではの嬉しオイシイバウムクーヘンです。
【日本:メイン・デザート】古民家カフェ びいどろ: ゆば蕎麦・いちごかき氷
手つかずの自然が残る日光瀬尾地区の山奥に、ひっそりと佇むカフェ「古民家カフェびーどろ」は、美味しい蕎麦などのランチ、ボリュームたっぷりのふわふわかき氷が人気のステキな古民家カフェ。
「まちなかバル」には、カフェの人気メニュー「ゆば蕎麦」と、手作りシロップがたっぷりかけられた「いちごかき氷」で、日本:メイン・デザートカテゴリーで参加。いちごかき氷は、ごろごろいちごの果肉が入っているいちごシロップが、たまらない美味しさです。
※上の写真はいちごかき氷に、ホイップがドッカーンとのった「いちごホイップ」。
【EU(ベルギー)・ドリンク】Nikko Brewing:ベルジャンブロンド・ベルジャンホワイト・いちごエール
パンフレットを見てG7なのに、旗が8つあるのはなぜ?と思いませんでしたか。
実は、G7は、フランス・アメリカ・イギリス・ドイツ・日本・イタリア・カナダの7か国と、EU=ヨーロッパ連合が参加する枠組みとなっているからなんです。
そのEUの本部が置かれているのがベルギーの首都・ブリュッセル。ベルギーと言えばビールですよね!!そのベルギービールを引っ提げて、EU・ドリンクカテゴリーに参加しているのが「Nikko Brewing」。「日光ベルジャンビール」のベルジャンブロンドと、ベルジャンホワイトは、ベルギー大使館の関係者に約1年間も協力を得て完成したもの。ビールの旨さに欠かせないおいしい水は、奥日光の天然水を使用して作られています。
お楽しみはまだまだ!豪華賞品プレゼントも!
食べ歩きだけでも十分楽しいのですが(笑)、お楽しみはまだまだ続きます。
「ワンプレートポストカード」を配布場所(東武日光駅構内観光案内所、JR日光駅ツーリストインフォメーションセンター、mekke 日光郷土センター内観光案内所、鬼怒川・川治温泉観光情報センター、道の駅日光 観光情報館、道の駅湯西川内 観光案内所)でもらい、参加店舗で楽しんだグルメのシールをポストカードのお皿に2つ以上集めて、配布場所のいずれかに持って行き、簡単なアンケートに答えると、先着で「まちなかバル」オリジナルグッズがプレゼントされます(なくなり次第終了)。
さらに、日光観光協会instagramに「まちなかバル」で楽しんだ写真を投稿すると、抽選で、ザ・リッツ・カールトン日光のアフタヌーンティー ペア券などの豪華賞品が当たります!
ぜひ、奮ってご応募くださいね!
G7に向けて準備万端!
G7に向けて、日光市では道路の整備など、準備を着々と進めています。先日、いろは坂を上った時、真新しくなったいろは坂の標識も楽しかったです。今までは県花・ヤシオツツジ1種類だった絵が、カーブごとに文字やカーブの数にちなんだ絵に変わりました。たとえば「け」は華厳の滝、「さ」は猿、「ね」は眠り猫。15番目のカーブには「いちご」の絵。遊び心が楽しいですが、標識に気を取られて事故を起こさぬよう気を付けてください。
国際観光文化都市・日光に思いを馳せて・・・
コロナ過もひと段落し、再び日光に世界各国からたくさんの旅人が訪れるようになりました。その国際観光文化都市・日光の再出発ともいえる2023年に、かつて「夏は外務省が日光に移る」と言われた奥日光中禅寺湖畔で行われるG7・・・なんだか胸が熱くなる思いです。
食品衛生協会日光分会長を務めるレストラン シェ ホシノの星野仁志さんは「奥日光は明治4年(1871年)まで女人禁制だった地。その地でG7男女共同参画・女性活躍担当大臣会合が開催されるということに、深い感慨を覚えます。」と話します。
国境や民族、性別など、さまざまな違いを超えて、手をつなぐことができる多様性の豊かさ、そして日光という地の、自然と自然の恵みの豊かさに心を寄せながら、美味しいものをたっぷりと味わってくださいね。