あご(とびうお)の風味漂う上品な味わい。魚介の旨味と甘めの醤油ダレが決め手の「ご当地ラーメン」
ハウステンボス近くのお店
長崎県佐世保市。全国的に有名なテーマパーク「ハウステンボス」の近くにある早岐(はいき)という街。豚骨に塩、味噌に醤油とオールジャンルに提供していますが、その中でもご当地グルメとも言えるラーメンをいただけるお店が「麺処あきら」です。
この早岐に本店を置き佐世保市内に展開、さらには長崎市と東京にも店舗を持つお店へ初訪問してみました。スーパーやドラッグストアなどが立ち並ぶスペースなので駐車場も広々。この辺りは車で訪れるのがベストですね。
デザイン的にも新しい感じ。英語を使っているのは、米軍基地がある佐世保市ならではでしょうか。綺麗な店内はカウンターに座敷席も完備です。
ではでは、カウンターに腰かけ、ご当地ラーメンをいただいてみましょう。
あごだし醤油らーめん
「あご」とは「とびうお」のこと。その「あご」を使った「あごだしらーめん」。この発祥は九州各地でいろんな説があるようですが、佐世保市ではひとつの名物。それはあごの産地が佐世保市のお隣でもある平戸市でもあることから、佐世保ではあごだしらーめんがひとつの名物として認識されているように思います。
まさにご当地グルメ、そんなラーメンがいただけるお店は、佐世保を訪れたならばぜひいただきたいメニュー。
茶褐色の醤油風味が漂う香り良いスープ。チャーシュー、ネギ、メンマに海苔がトッピングされています。九州ならではの甘味ある醤油の味わいもインパクトありますが、その後に魚介風味がふわっと広がる。もともと高級食材でもある、あごの上品でスッキリとした味わいが美味しい。
この魚介醤油のスープには、中太のちぢれ麺が相性よく絡みます。この独特の味わいは、ただの魚介の節よりもあごの味わい深さ。これも佐世保ならではのご当地グルメの味わいかも。
座敷席にはご家族でのお客さんも多く、地元の人々も多く訪れているような賑わい。でも、ご当地グルメならば観光でもぜひ食べたい。せっかくなので、ハウステンボスを訪れるときは、ご当地グルメが数多くある佐世保市ですが、こちらも立ち寄ってみるのも良いのではないでしょうか。
麺処 あきら
住所:長崎県佐世保市早岐1丁目13−11
営業時間:月~金 11時00分~15時00分
17時00分~23時00分
土曜日 11時00分~23時00分
日曜日 11時00分~21時00分
定休日:無休
駐車場:有