【札幌市白石区】蝶が舞う公園。日本では北海道のみ生息のエゾシロチョウが乱舞する桜の木。
本日もいろはの記事をお読みいただきありがとうございます。今週は温かく気持ちのよい日が続くのかと思っていましたが、後半はぐずついた天気のようですね。
因みに本日は3年ぶりに行われた札幌まつり最終日です。
そんな中、札幌に住んでいて初めて目にしてびっくりした現象のご報告です。
天気の安定していたお昼ごろに、風のない日なのに、白い紙吹雪のようなものが舞っているように見えました。
一体何だろう?一本のソメイヨシノの木の周りにだけ白い紙吹雪のようなものが舞っているのです。
中央の白い花の咲いている木はニセアカシアです。
このニセアカシアの木の左隣には、2本のソメイヨシノの桜の木があり、少し低木なのですが、毎年淡いピンクの桜がきれいに咲いています。
が、六月中旬に差し掛かり白いちょうちょが乱舞し始めました(6月14日はストロベリームーン(満月)でした。みなさん見られましたか?)
その正体は「エゾシロチョウ」です。漢字で書くと「蝦夷白蝶」。モンシロチョウよりは少し大きいサイズです。日本では北海道のみに生息していて、幼虫の間はサクラやリンゴなどのバラ科の植物を餌にして、成虫になると花の蜜を餌にしています。街中でみかける白い蝶はエゾシロチョウかもしれませんね。
羽が薄く、風があるとうまく飛べないようです。しかし、この日は青空の下、白い蝶が乱舞し、とてもきれいに見られました。
羽を広げると6センチほどぐらいです。が、樹上にいると、やはり小さいので写真ではなかなかわかりにくいかもしれませんので、黄色い丸で囲ってみました。わかりますか?
おおまかな数ですが、60頭前後は舞っていたのではないかな?と思います。ちょうちょが乱舞する姿を見たのは初めてでしたので、とても魅了されました。
札幌では季節の風物詩の一つかもしれませんね。
この時期だけのとても不思議で美しい蝶の舞を見ることができました。
理由は分かりませんが、エゾシロチョウの多くが命を落としていたり、弱っていて足元に多く留まっていました。はかない命なのかもしれません。
さて、こちらの公園ですが、札幌市白石区にある本郷公園です。周りには幼稚園や中学校があり、お昼や放課後には子供たちがにぎやかにスポーツをしていたり、遊んでいたりとにぎやかな公園です。
シンボル的な立派なポプラの木があり、遊具も充実していますし、グラウンドもあるのでサッカーや野球を楽しむことができるくらいの広さです。
整備もしっかりされていて、とてもきれいな公園です。
公園周りにこんなかわいい顔のようにも見える石があったりして、くすっとしてしまいます。
本日の記事は「白」がキーワードの内容でした。
素敵な公園でした。地域のみなさんが利用され、愛されている大切な公園ですので、このまま維持されていくと思います。
札幌市の公園は、地域ごとに個性のある公園が多く、また、とても手入れが行き届いており、何よりも地域のみなさんが利用されて大切にされています。公園内にはごみ箱がありませんが、ごみが落ちていることがなく本当に驚きます。ごみを持ち帰り、公園を大切にされているからだと痛感しました。
まだまだ札幌市内には素敵な公園がありますので、これからも地域情報として発信していきたいと思います。
追記
2022/6/28 この記事にメッセージをよせて頂きました。蝶は1頭、2頭と数えるとのご指摘でした。不勉強と確認不足でした。ご指摘を頂きありがとうございました。記事内容は訂正いたしました。メッセージを頂き嬉しいです。ありがとうございました。そして、訂正が遅くなり失礼いたしました。
【公園情報】
名前 / 本郷公園
住所 /北海道札幌市白石区本郷通6丁目南3
アクセス /札幌地下鉄東西線 南郷7丁目駅より徒歩約5分