NHKの朝の連続テレビ小説『半分、青い』に五平餅が登場した影響で、レシピサイト「クックパッド」での「五平餅」の検索頻度が急上昇しています。クックパッドへの取材で明らかになりました。

　五平餅は、『半分、青い。』主人公・鈴愛（すずめ）（演：永野 芽郁）の故郷である岐阜県とその周辺の郷土料理。ドラマでは序盤から登場して注目を集めており、13日付けの岐阜新聞オンライン版によると、ロケ地である岐阜県恵那市周辺の五平餅店や高速道路の休憩所などで爆発的に売れているそうです。

　ドラマ効果はネット検索数にも現れています。鈴愛が敬愛する漫画家・秋風羽織（演：豊川悦司）が五平餅を食べ「うんま！」「真実の食べ物だ」と絶賛するシーンが放送された4月28日、クックパッドでの「五平餅」検索頻度は前日の6倍以上、前年同日比だとなんと12倍以上に上昇。「28日の放送を機に、検索頻度が上がった」と同社も推定しています。

　放送から2週間経った5月13日時点でも、検索頻度は前年同日比4倍以上と、高い検索頻度を保っているそうです。

　また、Googleでの検索数推移を確認できる「Googleトレンド」でも、「五平餅」の検索数が4月28日に急上昇しています。

　五平餅は、ごはんや味噌、ごまなど身近な材料で簡単に作れますから、この機会に作ってみるのも楽しそうですね。