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石川祐希vs.高橋藍、イタリアで”今期初対戦”結果は? 試合のフル動画配信中 世界から注目

岡田有花フリーランス記者
公式配信YouTubeのカバー画像より筆者キャプチャ

 バレーボール男子日本代表「龍神NIPPON」のキャプテン・石川祐希選手(イタリアセリエA1、パワー・バレー・ミラノ所属)と、スパイカーの高橋藍選手(同ヴェロ・バレー・モンツア所属)がそれぞれイタリアリーグに復帰し、10月19日に今期初めて対戦した。

 シーズン前に行うテストマッチで公式戦ではないが、両選手が日本などイタリア国外からも注目が高いことを受けてか、高橋選手の所属チームが試合の様子をライブ配信。アーカイブもYouTubeでフル配信しており、カバー画像には高橋・石川選手の写真が大きく使われている。

 配信動画は1つのカメラから引きの視点で撮られた簡易的なもので、選手の表情などは見えないが、公開から15時間で5万回以上再生される注目ぶり。日本語やタイ語など各国語で多くのコメントが寄せられており、国際的な人気が見て取れる。

 19日の試合では、石川選手・高橋選手ともにスタメンで出場。0-4で石川選手のミラノが勝利した。現地の報道によると、石川選手は8得点、高橋選手は10得点を決めたという。

 また、対戦後の2人が握手する写真を、バレーボールの専門の国際メディア「バレーボール・ワールド」が公開し、反響を呼んでいる。

 両選手は、9月30日~10月8日に日本で開かれたバレーボール男子の五輪最終予選(OQT)で活躍。チームはB組2位の成績を残し、パリ五輪出場を決めた。今期の龍神NIPPPNの活動はここでいったん終了し、選手は各所属チームに戻っている。

 石川選手は10月11日にイタリアに出発。16日には、ミラノの観光名所・ドゥオーモ(大聖堂)広場に特設されたバレーコートでファンと交流する姿がSNSで配信されて話題になった。

 高橋藍選手は14日に日本からイタリアに出発。今期から加入したヴェロ・バレー・モンツアに合流し、同チームの新体制を披露する発表会などに登場して注目を浴びた。

フリーランス記者

1978年生まれ。京都大学卒。IT系ニュースサイト記者、Webベンチャーを経て、IT・Web分野を軸に幅広く取材、執筆するフリーランス記者。著書に「ネットで人生、変わりましたか」(ソフトバンククリエイティブ)。

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