「ひとり好き」には理由がある!【内向型の人が心地よく生きるために大切にしたい3つこと】
こんにちは、読書家・はるママです。
今回は、「内向型の人が心地よく生きるために大切にしたい3つのこと」をお話しします。内向型の人は外部の刺激を受けやすいので、騒がしい環境やにぎやかな場所にいると消耗します。一方、外向型の人は、刺激を求めることで、ますます活発になります。この感受性の違いが、内向型の人が「ひとり好き」な理由です。単なる「違い」であって、優劣はありません。自分の性質を知ることで、もっと楽になりましょう。
1.ひとり時間はエネルギー補充
会社や学校といった環境では、たくさんの人に社交的に接することが求められますよね。内向型の人でも、必要ならば外向的に振る舞うことはできます。ただ、そこで消耗したエネルギーを補充することが必要なんです。
内向型の人は、一人でいることで、自分らしく振る舞うことができて、元気になります。私はこのことに気づかなくて、疲れ果ててしまうことが何度もありました。
たくさんの刺激を得ることで元気になる外向型の人が、よかれと思って毎日飲みに誘ってくることもあるでしょう。そんなときは、自分の気持ちをきちんと伝えて、わかってもらったほうが、お互い楽になると思いますよ。
2.ムリに外向型になろうとしない
内向型と外向型の違いを、脳内の神経伝達物質の違いから説明することもできます。内向型の人はアセチルコリンを主な神経伝達物質として使い、外向型の人はドーパミンがその役割を果たすそうです。
アセチルコリンは、思考と感情を通して生産され、集中力を研ぎ澄まし、幸福感を高めます。内向型の人は、自らの思考によって、自分を刺激することができるのです。一方、ドーパミンを生産するためには、たいていアドレナリンが必要です。アドレナリンは、刺激を求めることで増やすのが効果的。外向型の人は、刺激がないと集中力を失って、気分が沈みがちになります。ひとりでいられないわけですよね。
また、両方の性格をあわせ持つ「両向型」も存在します。内向型と外向型には程度の差があり、長い物差しの両端のようなもの。内向型の人は、ムリに外向型になろうとせず、自分がどの辺りに位置するのかを理解しましょう。環境と行動を整えることが、楽に生きる秘訣です。
3.自分の興味にとことん集中する
多くの人は、ひとつのことに集中できず、魅力的に見えるものに目移りしやすい傾向があります。一方内向型の人は、何かを成し遂げるまでひとつのことに集中するのが、当たり前のこととしてできたりします。
アップルの共同創業者スティーブ・ウォズニアックは、「内向的な性格のおかげで、創造性を発揮して成功を収めることができた」と言っています。膨大な時間をひとりで過ごしてコンピューターについて学べたのは、彼が強い情熱を持った内向型だったからでしょう。
自分の興味にとことん集中して、深く追求するようになればなるほど、内向型の人はより幸せを感じます。それによって望む結果を得られる可能性も高まるでしょう。あなたも内向型の強みを、存分に発揮してみてはいかがでしょうか?
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。内向型の仲間たちのために、少しでも役立ったら幸いです。
私はこのことを、ティボ・ムリスさんの著書【「ひとりが好きな人」の上手な生き方】を読んで学び、自分なりの解釈を加えて発信しています。本書には、今回ご紹介した他にも、内向型の人を勇気づけるメッセージが満載です。もっと詳しく知りたい方は、是非お手に取ってご覧ください。
【参考文献】 ティボ・ムリス・著
「ひとりが好きな人」の上手な生き方
ディスカヴァー・トゥエンティワン
この本に出会えたこと、感謝しています