暖秋の合間を今季一番の強い寒気が南下、関東甲信の紅葉狩りも雪に注意
初冬の寒気が南下へ
今週末は一時的ですが、大陸から初冬の寒気が南下してきます。
上図はあす21日(土)午後9時の上空1500メートル付近の寒気の予想で、平地で雪を降らせる-6度以下の寒気が北海道へ、さらに標高1000メートル付近で雪となるような0度から-3度程度の寒気が東北から関東付近へ南下してくる予想です。
気象庁から北日本に雪に関する情報が発表されています。
北海道地方は、あす21日(土)からあさって22日(日)にかけて、上空1500メートル付近に11月中旬並の-6度前後の寒気が流れ込む見込みです。このため、日本海側を中心に断続的に雪の降る所があり、平地でも積雪状態となる所があるでしょう。積雪や路面凍結による交通障害に注意してください。
東北地方の上空1500メートル付近には、あす21日(土)夕方からあさって22日(日)朝にかけて、11月下旬並の-3度以下の寒気が流れ込むでしょう。このため、山岳部を中心に雪が降り、積雪状態となるおそれがあります。積雪や路面の凍結による交通障害に注意してください。また、山でのレジャーなどにも注意してください。
紅葉狩りシーズンでもあり、週末は雪対策や寒さ対策が必要です。
関東甲信の山沿いでも雪に
関東甲信の北部山沿いでも、あす21日(土)夕方以降、雪が降り、夜遅くにかけてピークとなるでしょう。今、関東甲信で紅葉が見頃を迎えている標高1000メートル前後の那須高原、奥日光、みなかみ、草津、さらに長野の白馬などでも、6時間から12時間程度、みぞれや雪が予想されています。
降雪が予想されているのは、夜間で、あさって22日(日)朝にはもう止んでいて、晴れていると思いますが、要注意なのは、路面の凍結です。
22日(日)の朝は冷え込みが強まる
上図はあさって22日(日)朝の最低気温の予想です。濃い青色は0度未満の氷点下を示しており、北部山沿いや長野県の標高の高い所では、氷点下の所も多くなるでしょう。紅葉狩りなどにお出かけの方は、路面の凍結などに注意が必要です。