自信が持てない人へ。ヘンリー・フォードの名言「ライバルのことは気にせず…」英語&和訳(偉人の言葉)
こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はヘンリー・フォードの名言をご紹介します。ヘンリー・フォード(1863~1947年)は自動車会社フォード・モーターの創設者として知られるアメリカの起業家です。
今回は自信が持てない人に届けたいヘンリー・フォードの名言をご紹介します。
ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。
自信が持てない人へ。ヘンリー・フォードの名言「ライバルのことは気にせず…」英語&和訳(偉人の言葉)
「ライバルとして恐れるべきは相手を全く気にすることなくただひたすらに自らのビジネスを改善しようとする者である」
ヘンリー・フォード(自動車会社フォード・モーターの創設者)
自分以外の人とは競わない。競ったところでそこに成長はない。
中学校の時ソフトテニス部だったのですね。小学生の時の親友がソフトテニス部に入ったのですよね、自分も入ろうと。入部したばかりの頃、学校の周りを走らされたことがあったのですね。長い距離を走らされたのですよね。最初はその親友の子と一緒に走っていたのですが、だんだんその子が遅れていったのですよね。100メートルぐらい差ができた。
そこで「抜かれたくない」という気持ちが芽生えたのですね。途中からは二人とも歩いていたのですが、後ろを確認してその子が走り出したら自分も走る、走り出したら自分も走る。それを繰り返していたのですね。抜かれないために。
二人ともゴールに着いて、その後その子と話をしたとき言われたのですよね。「おまえ性格悪いな。俺が走り出すとおまえも走り出してたよな」と。
自分以外の人とは競わない
英語の力を伸ばそうとするとき、何が必要か。まずは自分を知ることだと思うのですね。何ができて何ができないのか。英語が聞き取れないのであれば発音を改善する。発音が苦手ならネイティブの発音を聞いてそれをまねてみる。
成長とは自分の力を伸ばすことなのですよね。その目は常に自分自身を見つめていなければならない。誰かと競い合ったところでそれは自分の成長にはつながらない。人が人を見るのはそこから学びを得るためで、その人と競い合うためではない。
けんかとは競い合うことですよね。自分が相手の上に立とうとする。相手を打ち負かそうとする、言い負かそうとする。そこには成長はない。
人が競い合うべきもの、それは自分の過去だけなのだと。自分の過去と向き合ったとき、そこには学びがある。気付きがある。
自分以外の人とは競わない。競ったところでそこに成長はない。無駄な労力は使わない。
自信が持てない人へ。「失敗」に関する世界の偉人の名言3選
いかがでしたでしょうか?今回はヘンリー・フォードの名言をご紹介しました。
私が運営しているブログ『世界の偉人の名言(鈴木隆矢)』の『ヘンリー・フォードの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、ヘンリー・フォードの名言を19句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
では、最後に「失敗」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。
「成功とは9回転んで10回起き上がることである」
ジョン・ボン・ジョヴィ(アメリカの歌手)
「成功とは自分の人生が他人からどう見えるかではない、自分がそれをどう感じるかだ」
ミシェル・オバマ(第44代アメリカ合衆国大統領バラク・オバマの妻)
「障害が大きければ大きいほどそれを乗り越えたときの栄光も大きい」
モリエール(フランスの劇作家・俳優)
お読みいただき、ありがとうございました!