「メロンの種を捨てる」←「それやめて!」料理人からのお願い【そのワケとは?】
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん、「メロン」は好きですか?
私は昔から大のメロン好きで、よく1人で半玉をスプーンですくって食べていました。食べ過ぎですね、すみません…。
さて、メロンを食べる際に、つい捨ててしまいがちな「種とワタの部分」、皆さんも捨てていませんか?実は、私もかつてはそのまま捨てていましたが、最近、捨てるのがもったいないと気づいたのです!
今回は私が“気づいたこと”を皆さんにも共有したいと思います。メロンが好きな方、特に半玉を一気に食べてしまう方は、ぜひ最後までお付き合いください!
今回の目次
- 「種」に潜む栄養素
- 「ワタ」に潜む栄養素
- 種とワタの賢い食べ方
- まとめ
「種」に潜む栄養素
『メロンの種とワタって、ただのゴミじゃないの?』と思う方も多いかもしれませんが、それは間違いです。
実は…種とワタには豊富な栄養素が含まれています。
一体どのような栄養素が含まれているのか?一緒に見ていきましょう!
まずは、「種」から。
メロンの種には「食物繊維」や「カルシウム」が豊富に含まれています。それだけでなく、良質な「脂質」も多く含まれており、そのうち70%は抗酸化力に優れた「リノール酸」です。
リノール酸とは、不飽和脂肪酸の一種で、体内で作ることができない「必須脂肪酸」に分類されます。リノール酸は、老化を防止したり、記憶力を高める効果が期待できます。
「ワタ」に潜む栄養素
一方で、「ワタ」にはどのような栄養素が含まれているのでしょうか?
メロンのワタで最も注目すべきは「ビタミンC」です。驚くことに、ワタには果肉の1.2倍以上ものビタミンCが含まれています。また、ワタはメロンの中で最も糖度が高い部分でもあります。
種とワタの賢い食べ方
ここまで読みいただくと、種とワタの素晴らしさに気づいていただけたのではないでしょうか?しかし、私の読者は賢いので、『栄養があるのは分かったけど、どう食べればいいの?』と疑問に思うでしょう。そこで、私が今から「種とワタの賢い食べ方」を紹介したいと思います。
それは何かというと…「スムージ」です!
硬くて食べづらい種もミキサーにかけてしまえば、粉々に粉砕され、口当たりが滑らかなスムージーに変身します。また、ワタも入ることで甘みが増し、自然な甘さが引き立つ健康的なスムージーになります!
※フードプロセッサーでやると、種が口の中に少し残る感じがありますので、スムージーを作る際は、できるだけミキサーを使うのがおすすめです。ミキサーなら種もしっかりと粉砕され、滑らかな仕上がりになります。
まとめ
- 種には「食物繊維」や「カルシウム」が豊富に含まれている
- ワタには果肉の1.2倍以上ものビタミンCが含まれている
- 種とワタの賢い食べ方は…「スムージ」