ここをご覧いただいている方はご存知のことかと思われますが、麺類がスキなんです。ラーメン、うどん、そばはもちろん、ほうとうとかも好きですし、沖縄そばも冷麺も大好き。ホント人類は麺類に大賛成なアタスですが、これまで食べてなかったのが刀削麺。前から知ってはいたんですが、この間テレビで東京の刀削麺のお店を紹介してたんです。それを見て「刀削麺か……食べたい！」と急に刀削麺熱が沸騰しまして、京都市内のお店を調べた次第。いくつかお店が見つかったんですが、今回は元田中近くに行ってきました。

こちらが今回お伺いした「五十碗 四川刀削麺」さん。もう店名に刀削麺って入ってますから、今回の気分にピッタンコでございます。最寄り駅は叡山電鉄元田中駅。徒歩１分くらいとすぐの場所にあります。通りでいうなら東大路通沿い。京都大学から北へ少しの場所でして、ここら辺りからにしへ進むと下鴨神社、糺の森あたりといったところです。

店頭にはこんな感じのメニューも出されておりました。なになに「パンダロボットが作る刀削麺」ですと？ パンダロボットって何？ と思いつつ、店内へ。

と、オープン直後にお伺いしたので、一番目のお客だったよう。多少の賑わいを想像していたため、ちょっと慌ててしまいまして、なぜか入り口すぐのカウンター席へ座ってしまいました。これがあとあと痛かった……。

席に着いたら少し落ち着いた気がしまして、メニューの撮影を。こちらは刀削麺と水餃子、そしてセットも載ってますね。定番の刀削麺は7種類、辛さの基準唐辛子マークナシ、2唐辛子、3唐辛子のものがあるようです。

こちらはご飯物とドリンク、一品料理のページ。一品料理にも唐辛子マークが入ってますので、辛いもの好きな人、逆に苦手な人もチェックすれば幸せになれますよ。

こちらは別に用意されていたもの。2唐辛子ですね。ちなみに「藤椒」を調べてみると、「タンジャオ」というらしく、赤くなる前の青い間に収穫された中国山椒なんですって。そんで、これは刀削麺じゃなくて米の麺なんでしょうね、きっと。緑っぽいですが、麺にも藤椒が練り込まれてたりするのかしら……？

そんで店内の壁２面には、こんな感じのポップなイラストがドドーンと描かれています。お店の方はおそらく中国の方でクールな感じの接客（ヤな感じではないですよ）、お店の雰囲気は普通の飲食店、そんでこのポップなイラストと、なかなかのハイブリッド感を感じつつ、ふと気が付きました。「そういえばパンダロボットって書いてたわさ！」

カウンターの奥を撮影したのがこの1枚。距離があったので、スマホの望遠ではキレイに撮れませんでした。キッチン前のカウンターに座ればよかった……。お店の方に聞いたわけではないのですが、おそらくこれがパンダロボットなのでは、と。正面から見た感じになってて、右手にあたるアームに包丁のようなものが見えますよね。一番客になってアワアワしてるうちに席に座って、メニュー撮ったりしてるうちに、パンダロボットのことすっかり忘れてました。なので削ってるとこも見てませんねん……しょんぼり。

と、いつまでうつむいてばかりはいられません。ほら、こんなにおいしそうなのが運ばれてきましたよ。今回は人気No.1とメニューにあった「煮込み牛肉刀削麺」880円に、白ごはん＋唐揚げ2個＋中華サラダのAセット120円を合わせました。ていうか、このAセット、安過ぎません！？ 普通ご飯だけでも120円くらいしそうなもの。ちなみに中華サラダは干豆腐をラー油で和えたもの、って感じの一品でした。

待ち望んでいた刀削麺がこちら。そうそう、こんな感じの平打ちでビロビローンとした感じの麺なんですよね。食べてみるとモチモチで食べ応えアリアリ。パクチーや八角（多分ですが）などの風味が効いたスープもよく絡むんです。トッピングされていた煮込み牛肉（ですよね、きっと）は柔らかな食感。スープのなかにはミンチも入ってまして、しっかり食感の刀削麺と合わせて、満足満腹になりました。

こちらは女性人気No.1とメニューにあった「金胡麻担担刀削麺」980円。麺は同じものと思われ。濃厚で香ばしいゴマとピーナッツでマイルドな味わいのスープは満足度高し。ちなみに卓上には醤油と香醋（こうずって読むんですって。調べたらもち米を原料にしたお酢とのこと）、そしてラー油も置かれてましたので、好みにチューニングするのもOKですよ。

テレビで見た刀削麺欲をしっかり満たしてくれた「五十碗 四川刀削麺」さん。食べているうちに、お客さんが数組いらっしゃいましたが、おそらく全員中国の方。現地の人が来るんだから、味はお墨付きだと思われます。ほかの刀削麺メニューも気になりますし、一品もおいしそうなのがいろいろあるので、夜に来るのもいいかも。またお邪魔させていただきます！