毎年、通常非公開の文化財が期間限定で特別公開される「京の夏の旅」。第49回を迎えた今年2024年も、7月12日（金）から9月30日（月）までの日程で開催されています。

「京の夏の旅」とは

多くの観光客で賑わう京都ですが、暑さが厳しすぎる夏場は（比較的）閑散期となります。この対策として、普段は非公開の文化財の特別公開や、歴史や伝統文化といった京都ならではの特別な体験を提供することで観光客を呼び込もうというキャンペーンが「京の夏の旅」です。

第49回となる今回、2024年のテーマは「世界遺産登録30周年記念 & 京の名建築と夏の庭」。「古都京都の文化財」として世界遺産に登録される寺社、京都を代表する名建築と庭園として、以下のスポットが特別公開されます。

・上賀茂神社（賀茂別雷神社）本殿・権殿
・下鴨神社（賀茂御祖神社）本殿・大炊殿
・仁和寺御殿・庭園
・八坂神社 本殿
・大雲院 祇園閣
・長楽館「御成の間」
・智積院（宸殿）
・旧三井家下鴨別邸＜主屋二階＞

京の夏の旅 涼味スタンプラリー

今回の「京の夏の旅」では、特別公開の対処箇所（三井家下鴨別邸＜主屋二階＞を除く）2ヶ所を拝観してスタンプを集めると、指定の接待箇所の好きな場所で“涼味メニュー”がいただけるスタンプラリーも実施されています。

暑い時期にこれはとてもうれしい。2ヶ所まわるだけ特典が受けられるのもハードルが低くていいですね。

とにかく暑い（というか暑すぎる）京都の夏ですが、だからこそ開催される、通常は非公開の文化財を見ることができるチャンス。「涼味スタンプラリー」も上手に活用しつつ、暑さ対策をしっかりしながらまわってくださいね。