ガンプラ改造に最適なプラ板はどれ?厚さは?5年間かけてたどり着いた理想のプラ板を徹底解説
プラモデル改造ユーチューバーのNoneです
自分もガンプラ改造にチャレンジしてみたい!と思ってネット検索していたら
○○のパーツは【プラ板】で製作!
この部分は【プラ板】の貼り付けで・・
等、【プラ板】というキーワードをよく目にすると思います。ただ、いざ自分がプラ板工作にチャレンジしようと思っても
どのメーカーのプラ板がイイの?
厚さは何ミリがイイの?
結局よく分からないという人もいると思いますが
この記事を読めば自分が買うべきプラ板が判明するので、是非!最後までご覧ください!
そもそもプラ板って何?
プラ板というのは【プラスチックの板】の事です
そのままですね。
- ただし、ガンプラ改造に適している
プラ板は工作用に生成されたモノを使いましょう!
間違っても100均の下敷きとかで代用しようとしないでください!(工作用に作られていないプラ板は非常に加工しづらいです。ってか無理!)
プラ板を使ったらどんな改造が出来るの?
プラ板の可能性は無限大!ですが基本的な使い方は
★プラ板貼り付けによるディテールアップ
★プラ板によるパーツ作成
です。
▼具体的にはこんな感じ▼
ディテールアップ例
好きな形に切り取ったプラ板を貼り付けてディテールアップしてから塗装
パーツ作成の例
▼プラ板を剣の形に切り取って銃剣を作った▼
▼塗装したらこんな感じ▼
とにかくディテールアップから武器などのパーツ作成まで何でも出来ちゃうのがプラ板です
ガンプラ改造で使えるプラ版の
メーカーは主に3つ
◆ウェーブ
◆タミヤ
◆エバーグリーン
それぞれのプラ板の特徴は
入手難易度
◆ウェーブ
・店舗ではあまり見かけない
ネット通販では普通に買える
◆タミヤ
・店舗でもよく見かける
非常に手に入りやすい
◆エバーグリーン
・店舗ではほとんど見かけない
ネット通販でも買うのが困難
素材の特徴
◆ウェーブ
・適度な固さ
◆タミヤ
・固め
◆エバーグリーン
・柔らかめ
※どの固さがイイのかは後で説明します
結局どれを買えばいい?
僕が行きついたのは
ウェーブのメモリ付きプラ板です
※メモリが付いていない商品もあるので注意!
ウェーブのメモリ付きを選んだ理由
- ネット通販で買える
- 適度な固さで加工しやすい
- メモリが付いているので形状が整えやすい
- プロの人も好んで使っている
▲ウェーブのプラ板を使う理由はこんなところです▲
ただし僕の場合は、ウェーブのプラ板だけを使っている訳じゃなくてタミヤのプラ板と使い分けをしています
- 使い分け比率は
ウェーブ90%
タミヤ10%
といった感じです
なので、ぶっちゃけウェーブのプラ板だけ
持っておけばオッケーです!
※ちなみにエバーグリーンは、かなり良質なのですが手に入り辛いので却下っ!
手に入りやすいタミヤのプラ板じゃダメ?
ガンプラの改造はタミヤのプラ板でも問題ないです!
実際、僕もしばらくタミヤのプラ板を使っていました
ただ、ウェーブのモノと比べてタミヤのプラ板は固いんです
固い!というのは結構なデメリットなので僕はタミヤのプラ板はほとんど使わなくなりました
固いプラ板はどうしてダメなのか
固いプラ板がダメな理由は
- 切りにくい
- 削りにくい
- ヤスリかけに時間がかかる
- 切った時ヒビが入る
- 切った断面がガタガタで修正に時間がかかる
固いプラ板を使うと加工の手間が増えて作業時間が伸びてしまいます
こう見ると結構なデメリットですね
※タミヤのプラ板が悪いわけじゃないです※
僕も長い間タミヤ製を使ってましたし十分ガンプラ改造に使える商品です。手に入りやすい、安いというメリットもあります。
タミヤ、ウェーブ、どちらでも買えるという環境ならウェーブがおススメです
タミヤとウェーブの使い分け
ウェーブのプラ板を強くススメていますが理想は使い分けだったりします。ガンプラ改造に固いプラ板を使うのはデメリットだらけ!といいましたが
固いプラ板の方がいい場合があります
たとえばこんな感じの剣を作る場合
平べったくて長いパーツを作る場合はタミヤの固いプラ板の方が有利に働きます
こういうパーツを加工していたら曲がったままクセが付いてしまうことがよくあります
曲がってしまった剣とかカッコ悪くてイヤですよね・・
こういう剣とかをウェーブのプラ板で作ってしまうと、かなりの確率で曲がったクセが付くので
固くて曲がりにくいタミヤのプラ板を使うようにしています
厚さ何ミリのプラ板を買えばいい?
おススメはウェーブのメモリ付きプラ板!
※WAVE プラ=プレート 目盛付き ※
というのは分かった!でも実際に買おうと思ったら
厚さが何種類かあってどれを買えばいいか分からない
どれを買ったらいいのか迷った人のために、用途別にどの厚さのプラ板を使えばいいのか解説していきます
ウェーブのプラ板のラインナップは
厚さ
- 0,3ミリ
- 0,5ミリ
- 0,8ミリ
- 1,0ミリ
これを全部そろえるのが理想ですが、どんな改造をしたいかによっては買う必要のない厚さもあると思います(お財布にも優しくないしね・・)
※タミヤのプラ板も同じ種類があります(0,8は無い)
なので、僕が改造したガンプラを例にして解説していくので参考にしてみてください
▼プラ板貼り付けによるディテールアップしたジム▼
▼プラ板でのディテールアップをしてから塗装したら▼
こんな感じ!
エアブラシでカラーを白黒にしてから
貼り付けたプラ板を筆塗りでグレーに塗装しています
※エアブラシが無くても缶スプレーと筆塗りで同じことが出来ます
◆具体的にどの場所にどの厚さのプラ板を貼ってあるのか解説していきますね
▼ざっくりとですが、こんな感じです▼
◆スカートや肩、面積の多い場所には0,5ミリ
◆肩の上部には1,0ミリのプラ版を縦にして貼り付け
1,0ミリ厚さがあると縦にして貼っても十分な強度が保てます
◆それ以外の細かい場所は0,3ミリで
※腕についている細かいやつは0,25という特殊なやつですが0,3でも大丈夫!
こう見るとガンプラ本体のディテールアップは0,3の使用率が高いですね
※その他、プラ角棒やプラ丸棒なども使っていますが今回は割愛します
▼プラ板で剣を作る場合▼
▲この剣の場合は、厚さ2ミリにしたかったので、中央にタミヤの1ミリ、ウェーブの0,5をサンドイッチして接着して作りました
新規でパーツを作る場合は1,0を使う場合が多いです
自分がやりたい改造に合わせてプラ板の厚みを調節してみてください
結論
手に入りやすいタミヤのプラ板でも十分だけど、おススメはウェーブのメモリ付きプラ板!
※WAVE プラ=プレート 目盛付き ※
プラ板の厚さは数種類あればいいけど
本体のディテールアップによく使うのは厚さ0,3
剣などを作るのに必要なのは1,0
用途別に使い分けよう!