【東京都北区】「王子狐の行列」が4年ぶりに開催されます!
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、2020年から3年連続で中止されてきた「王子狐の行列」が2023年12月31日~2024年1月1日に4年ぶりに開催されます。
昔、王子には、大晦日の晩に関東各地から集まってきた狐たちが、王子稲荷神社にお参りをする前に装束を整えたと言われる大きな榎の木がありました。「王子狐の行列」のホームページには、お参りのために榎の木の下に集まってきた狐たちの様子を描いた、歌川広重の浮世絵も紹介されていました。王子狐の行列は、江戸時代から広く知られてきた伝承だったのですね。
「王子狐の行列」はこの伝承を再現する行事です。
かつて榎の木があった場所に建つ装束稲荷神社から王子稲荷神社までの道のりを、正装狐に扮した108名の人たちが大晦日から元日にかけて練り歩きます。狐に扮する際の「王子流」のメイクの仕方も紹介されていました。こちらのページをご覧ください。
ホームページの情報よれば、王子狐の行列は1993年(平成5年)から毎年大晦日に行われてきました。
当日のボランティアを募集しているようです。ご興味のある方はこちらのページをご覧ください。
北区の情報紙にも関連記事がありましたのでご覧ください。
◆「北区ニュース」2023年11月20日号(3面上段参照)
久しぶりに開催される「王子狐の行列」が、大盛況になりますように。
【スポット情報】
◆装束稲荷神社
東京都北区王子2丁目30−14
◆王子稲荷神社
東京都北区岸町1丁目12−26