10月台風 今後の見通しは?
【10月台風・今後の見通しは?】
今年は10月に2週連続で台風18号と台風19号が上陸しましたが、10月に発生した台風は19号のみとなっています。
10月の台風発生数の平年値は3~4個ですので、統計的に見ると10月はあと2個~3個程度台風の発生する可能性があります。
年間の発生数の平年値は25~26個となっています。
【台風の卵はポツポツ】
現在、日本の南海上の台風の卵はポツポツ発生している状況です。今の所、急激に発達するような感じではありません。
雲がもっと広がりを持って渦を巻き始めると動向に注意が必要です。
【過去には11月に上陸も】
台風が10月に2個上陸した2004年は10月20日に高知県に上陸しています。
上陸が最も遅い日は11月30日となっています。
※上記は2013年までの統計です。
今年、台風18号は10月6日に、台風19号は10月13日に上陸しました。
【台風に近い沖縄はまだ注意】
沖縄では去年10月に4個の台風が通過。10月としての接近数は統計開始以降最多となりました。
特に台風の通り道となりやすい沖縄では、まだ台風への備えが必要です。
※沖縄地方を通る台風は「上陸」ではなく「通過」となります。