【ガーデニング】梅雨に負けないお花のお手入れをプロが解説
梅雨入りの季節ですが、お花はとても傷みやすく、ガーデニングを始めた方も挫折しやすい時期ですね。一工夫とひと手間でお花を梅雨から守ることもできます。
過保護はいけませんが、せっかくのお花を梅雨でダメにしたくないですよね。この記事ではガーデニング歴25年のプロである私が様々なメディアに紹介されたり、アンバサダーをさせていただいたり、その経験談から実践していることを紹介します。
庭になるお花の数は鉢植えだけでも多分50くらいはある私ですが、実は週一回30分もあればできるお手入れです。
梅雨時期の切り戻しはとても効果的
梅雨に入る前、入った後でも構いませんので、お花を切り戻ししてみましょう。切り戻しについては以下の記事で詳しく紹介していますので省きますが、大雨に打たれてお花が傷むなら切り戻しをすると、蒸れや病気の予防にもなりますし、梅雨明け頃の満開が楽しめるのもメリットです。
殺菌剤を使ってみよう
梅雨時期はお花に病気が蔓延しがちですが、その時にスプレータイプの病気・虫対策のものも有効ですが、とても効果的なのは希釈するタイプの殺菌剤。
具体的にはトップジンMやオーソサイドなど1000倍くらいに希釈して与える殺菌剤です。お花にはほぼ害はなくて、病気の予防から病気の始めに効果的です。
ガーデニング初心者の方は使ったことないと思いますが、普通にホームセンターに並んでいますし、効果は抜群。
予防として散布するのが一番効果的ですし、頻度は週1回又は隔週くらいです。噴霧器で展着剤を混ぜて散布が効果的。
コレだけでお花の病気はほとんど抑えることができたのは経験談です。
100パーセントじゃないですが効果は抜群です。
殺虫剤も効果的
梅雨の時期は様々な虫がお花の葉っぱを食べてとても厄介です。そんな時に試してみてほしいのが、殺虫剤の原液を希釈して使うタイプのもの。
具体的にはオルトランなどがとても有名ですし、植え付け時に土に混ぜておられる方も多いですが、この時期は噴霧器での散布がとても効果的です。
殺虫殺菌混合のすすめ
殺虫剤と殺菌剤を別々に与えていたらとても手間がかかりますし面倒です。殺虫剤と殺菌剤は混合しても問題ないので、希釈を計算して混ぜて散布がおすすめ。
私の場合はほとんどコレです。
お花の置き場所と地植えの対策
梅雨時期の大雨が続くなら、スペースがあるなら軒下に置いておくとかなり効果的ですが、日当たりがある場所で避難がおすすめ。
地植えの場合は、避難はできませんが、梅雨記事の大雨での土の跳ね返りによって病気が出やすいです。
マルチングと言って、バーク堆肥などを敷き詰めておくと病気は防ぐこともできます。
まとめ
梅雨時期にお花が傷むのは蒸れや湿度が高いことにより病気が出やすい事、虫も発生しやすいことにあります。
そのまま放置でも問題ない事もありますが、毎年ダメになる、初めて植えて不安なら、殺菌剤と殺虫剤を混合したものを週1回のペースで噴霧器で与えてみましょう。
経験上効果は抜群。市販のスプレー式よりコスパもいいのでお試しくださいね。
梅雨の時期の微妙な病気、蒸れ、虫食い、そんなところからあっという間にお花がダメになることも多いです。
ぜひ実践してみて下さいね。