【特別な道具不要】お手本を紙に写す方法3選【子供の名札書きや刺繍の下絵にも】
こんにちは。イラストレーターのかとう・さくらです。
「今日からあなたも絵描きさん」をテーマに、楽しく絵を描くアイデアやコツをお伝えしています。
本日のお題は「お手本を紙に写す」です。
いわゆる「トレース」と言う作業。
子供の頃は「うつし絵」と呼んでいました。
下が透ける薄い紙が「うつしがみ」と言う名前で売られていて、好きなキャラクターを写して遊んだ覚えがあります。
トレースすると、目で見て描くよりもずっとお手本に近いものが描けて、嬉しくなりますね。
この作業、プロは「トレース台」と言う道具を使うことが多いです。
小さめのトレース台なら比較的安価に手に入りますが、専門的な道具ですからお持ちでない方も多いのでは?
でも大丈夫。
本日は、特別な道具を使わない方法をご紹介します。
お手本を紙に写す方法
①窓に貼る
ひとつ目は、昔から行われている方法です。
トレースしたい絵を印刷して使います。
この方法のデメリットは、夜は使えないことと、長時間になると腕や腰が疲れてしまうことでしょうか。
②簡易トレース台を作る
続いては、身近なもので作る方法。
透明のケースは100円ショップに行くと、色々な大きさが揃っています。
ライトを透過して(=透明)、上で絵が描きやすい(=表面ツルツル) もの、
そしてライトが中に入る大きさのものがオススメです。
収納用品やキッチン雑貨のコーナーで探してみてくださいね。
もちろん、おうちにあるタッパーを使っても良いですし、ガラスのテーブルなどでも同じことができます。
③スマホ(タブレット)の壁紙にする
最後はデジタル機器を使った方法です。
この方法なら印刷しなくてもできますね。
ワンポイント
トレースしたい絵の裏側に絵や文字が書いてあり、①や②の方法だと裏まで透けてしまってうまくできない場合は、
トレースしたい絵をスマホで写真に撮って、③の方法をお試しください。
いかがでしたか?
お手本を紙に写したい時に、試してみてくださいね。
ちなみに私は、子供たちの体操服の名札を書く時に、③の方法をよく使っています。
(スマホのメモ帳に名前を大きく表示して、その画面をスクリーンショットする)
お役に立てれば嬉しいです。
それではまた。