【冬のガーデニング】ふわふわなお花がおしゃれなお庭におすすめ 花も種も楽しめるセイヨウオキナグサ
細い毛で覆われた花、モフモフで可愛いです。この花、セイヨウオキナグサと言います。西洋翁草? 日本に自生するオキナグサより、お花が大きく(6センチ程度)、色も種類が多いです。花びらに見える部分は萼片だそうです。
セイヨウオキナグサおすすめのポイント
日本のオキナソウは山野草の分類で、上手く育てられるかな?と思ったのですが、昨年購入し、1年経過して、今また花芽が3つ見えているところ。
- 多年草
- 管理は難しくない
- お花が可愛い
- 花後の種の姿も面白い
- 細い葉の鉢植えがお庭にメリハリをつけてくれる。
まだまだ、ガーデニングには寒い季節ですが、ちょうど今頃、苗が出回るようなので、植え付けや1年間の様子をご紹介していきます。
買ってきた苗を植える
今年は昨年とは違う色(淡いブルー系)を購入しました。セイヨウオキナグサはクリスマスローズと同じキンポウゲ科の植物で、根本から数多くの葉茎や花茎を立ち上げます。下の画像の葉はまだ小さいですが、夏ごろはワサワサとボリュームのある姿になります。
ビニールポットから抜いてみます。クリスマスローズの根と比べると太さは細いものの、根の張り方は似た感じです。
クリスマスローズの植え付けほどではありませんが、巻いている根を軽くほぐしました。土は「山野草の土」として販売されている用土を購入してもいいと思いますが、赤玉土3:鹿沼土3:腐葉土2.5:プレミアムベラボン2.5 の割合で混ぜました。プレミアムベラボンは植え込み資材として開発されたココヤシチップです。通気性がよくなり、根張りも良くなります。腐葉土だけでもいいのですが、半分をプレミアムベラボンにしました。
元肥、防虫剤も使用しました。鉢はスリット鉢にしました。クリスマスローズやクレマチスの鉢植えにロングタイプのスリット鉢を使っていますが、根がぐるぐる巻きにくい構造になっています。鉢底石は使いません。
セイヨウオキナグサの1年
右が昨年の鉢(2株植え)です。これから葉も増え、花を咲かせます。
6月の様子です。花は茎を長く伸ばして咲き、株元の葉もボリュームいっぱいです。1年を通して、東向きの日当たりに置きました。夏は水切れしないよう気を付けただけ、高温多湿は苦手ということなので、風通しの良いところに置いています。
基本的に花は春に咲きますが、季節外れに咲くことも多いようです。肥料は春と秋に緩効性の置き肥を置きました。
寒くなってくると葉が枯れ始めますが、そのままにしておきます。その後、新しい葉が出てきました。古い葉は切らずに、引っ張って抜き取ることができます。立春を過ぎた現在、3つの花茎が見えています。
オキナグサと言われる由来のタネ
オキナグサのタネは同じキンポウゲ科のクレマチスのタネに似ています。
白髪のお爺さんの様に見えるので、オキナグサ、だそうです。
この画像の後、もっとフワフワの毛が増えるようですが、写真におさめることができませんでした。
セイヨウオキナグサの観察はとても楽しく、今年もたくさん咲いてくれるようお世話をしていきたいと思います。ちょうど今頃、園芸店やホームセンターに並んでいるようです。あまりメジャーな植物ではないかもしれませんが、ちょっと違う植物を育ててみませんか?