仙台市宮城野区・若林区を愛する号外NETライターの長谷川誠です。

季語的には「晩夏の候」に突入しそうな時期ですが、2024年の梅雨明けすら発表されていない宮城県（2024年7月30日現在）。体感的には打ち切り漫画の最終回のように「俺たちの夏は、まだまだこれからだ！」といった感じなんですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。やっぱり、暑い、いや、ここは敢えてお下品な表現をするならば「クソ暑い」ですよね。

暑い暑いとなりますと、どうしても体が「涼」を求めてしまうもの。冷たいものを摂取し、体の内側からヒンヤリとしたい。できれば、冷たいものを摂取する環境にもこだわりたい。涼しいところで、素敵な景色を眺めながら、冷たいものを摂取する。ステキやん…。

ということで、今回ご紹介するのは、素敵な「涼」スポット。素敵な景色をボンヤリと眺め、冷たく美味しい大人の味の限定ドリンクを味わうことができる避暑スポットです。

そのスポットがあるのは、「フルパ」の愛称で親しまれている若林区の人気施設「JRフルーツパーク仙台あらはま」。

フルパは仙台ターミナルビル株式会社さんが運営する、震災復興・地域連携・農業振興を目的とした施設。フルーツ狩りが体験できるのはもちろんのこと、農産品を買うことも、美味しい食事を味わうこともでき、さらには広い分野から新しい農業技術に対する視察も受け入れているという荒浜地区を盛り上げてくれいる施設です。
＜参考リンク：JRフルーツパーク仙台あらはま公式HP＞

敷地内に入ってみると、頭に苺・ブドウ・リンゴという3種の欲張りセットをのせた（実った？）公式キャラクター「フルパちゃん」もお出迎えしてくれました。

某お腹が空いている人に、パンでできた自分の顔を食べさせてくれるヒーローと同様に、フルーツ好きな人に頭のフルーツを食べさせてくれるのでしょうか。つぶらな瞳もカワユイですな。フルパちゃんにご挨拶をし、建物内を目指します。

お邪魔したこの日は晴天、うだるような暑さ。暑い、暑いと涼をもとめて目指したのは「総合施設棟」。

こちらの自動ドアから総合施設棟に入りましょう、そうしましょう。

おぉ…、建物の中はやっぱり涼しい。しかも目の前に広がっているのは、美味しそうなお野菜や果物。

こちらは農産品直売所「あらはまマルシェ」。フルパでとれた新鮮なお野菜や果物だけでなく、地域の農産品やお土産品まで手に入る素敵なマルシェ。個人的に何度もお世話になっているマルシェです。さてさて、冷房の涼しさを体に受けながら、マルシェを眺めつつ目指したのは…

こちらのカフェレストラン「Les Pommes（レポム）」さんです！

こちらはホテルのシェフが監修した美味しいメニューを提供してくれるということで、ランチタイム時はスパイスカレーやおばんざいを、それ以外の時間は美味しいスイーツやドリンクを求めて多くの方で賑わう人気のカフェレストラン。

こちらのカフェレストランで私が求めた「涼」は、季節限定ドリンクの「トリプルベリージンジャー」。ベリーがトリプル（3種）な上に、ジンジャー（生姜）も入った魅惑のドリンク。ジンジャエール好きとしては見逃せないドリンクです。

木を基調とした素敵な店内のテーブル席に着席し、待つことしばし。カウンター上にあるモニターに私の番号が表示されました。

はい。「トリプルベリージンジャー」様、着丼、もとい降臨です。おぉ…。奥に見えるフルーツパークの緑、そして青空。目の前にはグラデーションのかかったべリーのヴェルヴェットにレモンの黄色。

ラーメンやら定食やらの写真ばっかり撮っているオジサンには似つかわしくないような、オシャレ、シャレオツな写真が撮れてしまいました。こういうのが所謂「映え」ってヤツなんでしょうか。ステキな眺めに「映え」ってそんなに悪いものじゃないな、と思うオジサンなのでした。

ゴクリと飲むと口の中に飛び込んでくるのは、たっぷりと入ったベリー。そして適度な酸味と甘みの後を追いかけてくるジンジャーの刺激。飲むほどに体はヒンヤリ。涼を求めるワタクシのようなオジサンにもピッタリの「大人の味」です。美味しい。

混み合うランチタイム時前にお邪魔できたこともあり、景色を眺めながら、ゆっくりとドリンクを堪能させていただきました。ごちそうさまでした！

いかがだったでしょうか。暑い日にステキな眺めで「涼」を感じられるスポット、カフェレストラン「Les Pommes」さんのある「JRフルーツパーク仙台あらはま」のご紹介でした。

東北楽天ゴールデンイーグルス、女子バレーボール好きな方は興奮必至のアンバサダーの方々がオススメするスポット。気になった方は是非足を運んでみて下さいね。

●JRフルーツパーク仙台あらはま●
〒984-0034 宮城県仙台市若林区荒浜新２丁目１７−１