築150年の町家で。カカオの持つ特徴を引き出した香り高いシングルオリジンチョコレート【近江八幡】
こんにちは、CHEKiPON編集部のFUJICOです。
八幡堀からほど近くにある新町の「だもん亭」。築150年の町家の軒下にはいつも、カリフォルニアの旗が揺れています。陶芸家・料理家・チョコレート作家といった数々の肩書きを持つダレンダモンテさんのお店は、完全予約制のカリフォルニア料理店であり、クラフトチョコレートの専門店でもあるんです。
オーナーのダモンテさんは日本に来て44年、チョコレートを作って6年になります。カカオの焙煎・粉砕・精製・調合・成形といった工程を自らの手で行い、カカオの持つ特徴を引き出した香り高いシングルオリジンチョコレートは、知る人ぞ知るとっておきです。
「Bean to barクラフトチョコレート」
バレンタインの贈り物として人気を博し、ホワイトデーのお返しでも話題になっているクラフトチョコレート。美味しくておしゃれな雰囲気は、大人の女性や男性にぴったりです。わたしももらいたい!
地元農家や生産者とコラボレーションした、地域の魅力を伝えるチョコレート作りにも力を入れていて。なかでも、イチオシは「味噌」1,100円。水分があると美味しいチョコレートができないため、味噌の風味を落とさずにしっかりと乾燥させてから使用しているとのこと。
ほか、産地ごとに異なるカカオの香りが楽しめる「シングルオリジン」のうち「トーゴ80%」は1,200円。さらに、ホワイトチョコがベース、さっぱりとした後味のヴィーガンチョコレートは、バニラ、イチゴ、抹茶(各1,500円)なども楽しめますよ。
余談ですが…
チョコレートのパッケージは、お店の町家の雰囲気を表現しているとのこと。例えばシングルオリジンチョコレートのタテの線は、町家の窓のあしらい。ヴィーガンチョコレートのチェックは、床のタイルをあらわしているんです。
さて、店内のカフェスペースではブラウニーなどが味わえるのですが、特におすすめは銅のケース型で焼き上げるしっとりもっちりとしたチョコレートカヌレ1個500円です。熱が伝わりやすい、銅の型で焼き上げるから美味しさも格別!
ダモンテさんは愛情込めて仕上げるチョコレートはまるで芸術作品のように多くの人の心を動かしているんですよ。ぜひ、お店自慢の自家製チョコレートでカカオの香りと美味しさを堪能してください。
“カカオ”が主役のワークショップ
最後にお知らせです。「カカオの魅力をもっとたくさんの人に知ってほしい」との想いで初めたという、ワークショップやイベントも開催されています。
4月頃に開催予定の「クッキーとカカオランチの会」「春野の庭でカカオ染め」「天然酵母パン&カリフォルニア料理教室」などなど、詳しくはお店のHPをチェックしてみてくださいねー。
クラフトチョコレート専門店 Damontei Chocolate
レストラン bistro だもん亭
0748-36-3870
近江八幡市新町4-10
11:00〜16:00
月・火曜休 Pなし(近隣に市営Pあり)