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1000万円のキャンピングカーって快適?王道のハイエンドモデルZIL520に乗ってきた

ともさん動画クリエイター

キャンピングカーの人気が止まりません。
日本RV協会によると2020年のキャンピングカーの販売総額は582億円、保有台数も約127,400台に達したようです。(日本RV協会ニュースより)

確かに数年前に比べて観光地・道の駅でキャンピングカーを見かける数も明らかに増えている実感があります。

キャンピングカーにも様々な型があり今回は王道とも言えるキャブコン。バンテックのZIL520をご紹介します。(型についてはRV協会のページで分かりやすくまとめられていますので参考までに)

今回は、埼玉・北海道・愛知・京都に直営店を構えるバンテックさんにお邪魔しています。
ここはRVサイトも併設されているバンテック京都店です。
バンテックの広報さんにもキャンピングカーに関する知識を教えてもらいながらZIL520を紹介していきます。

まずは外回り

話題がいきなりトイレですが。このキャンピングカートイレ付きです。
よく「トイレってどう扱うの?」というご意見が出ます。私も知りませんでしたが

中身が液状になる薬品を入れてトイレに流すようです。
ちなみに写真の容器は20L程度入るのである程度は大丈夫とのことですが、自身がトイレをしている時の水量って意識したことはありませんでした。。

続いてタイヤです。
見てわかる通りダブルタイヤになっています。

ダブルタイヤの良いところは「耐荷重性がアップする」「万が一パンクしてももう一つのタイヤが支えてくれる」の2点です。(ZILはシングルタイヤとダブルタイヤ選べます)
キャンピングカーは部屋を常に運んでいる状態なので車両が重くなりタイヤにかかる負担も大きいためダブルタイヤにするメリットが出てきます。

悪い所は「接地面が倍になるので乗り心地が少し悪くなる」です。
このあたりは、何を重要視するのかによって分かれそうですね。

続いてゴミ箱です。
中ではなく、外にゴミ箱がついています。キャンピングカーに乗る時は基本的に旅である程度の日数乗りますよね。
ゴミの臭いが生活空間(車内)に残らないようにニオイが出るものは外のゴミ箱に入れるということですね。

後方の荷室も広いです。車内からも外からも開けられる大型の荷室です。
人が寝転んでも十分なサイズ感ですね。かさばる荷物はここに収納して生活空間は広く使うというイメージでしょうか。

気になる車内は?

中に入るとリビング周りはとてもきれいでした。エアコンで涼みながら水道で洗い物をして、コンロで料理をする。
できた料理を外でBBQしている仲間に窓から出すなんてこともできます。

少し見切れますがリビングはこの通り、テーブル(4人がけ)もあり、運転席の上には大人が3人は寝れるバンクベッドがあります。やはりキャブコンといえばバンクベッドですよね。
このように作業する人はテーブル、ダラダラ過ごす人はバンクベッドで横たわるという贅沢な時間の使い方ができます。

※トイレとシャワーが付いているマルチルームがあるのですが、何を思ったのか撮りそこねていました。バンテックさんのZIL520のページでご確認ください

さらに後方には二段ベッドもありここで2名寝れますね!
これで一通り内装を回りましたが、たしかにここまで揃っていたら車の中に住めるレベルですね。
続いては気になるキャンピングカーの乗り心地、運転について知るため公道に出ます。

いざ公道へ

京都の慣れぬ町並みということで今回は広報さんに運転してもらいながら、キャンピングカーで気をつけたいポイントをお伝えします。

まずキャンピングカーは大きいです。例えば幅だと211cmあります。
右側はよく見えますが左側は特に気をつけないといけません目印は左側のミラーです。ここが一番左に突き出ているのでここに細心の注意を払えば左側はこすったりしません。

座席の位置が高いので周囲がよく見えます。窓も面積が広いので目視確認は非常にしやすくなっています。

そして運転中に気をつけるのが、運転席・助手席以外の同乗者
リビングは部屋っぽくなっていますがあくまで車なので走行中はシートベルトは必ず必要です。

次に、部屋を丸々と運んでいるので重いです。
重い割にはハイパワーなのでついつい普通の車と同じくらいスピードを出してしまう方が多いらしいです。
急ブレーキや急カーブをすると中身が大変なことになるので常に安全運転を心がけましょう。

そして、キャンピングカーの乗り心地についても車両で左右される部分もありますがやはり運転手の腕が大きく左右するようです。
ちゃんと路面を見て安全運転することが乗り心地UPにつながるということですね。

と、いうわけで戻ってきました。

今まで紹介したZIL520ですが、買おうと思うと乗り出しは大体1,000万円が目安との事です。
車体価格自体は、駆動方式やタイヤ、エンジンなどで変わってきますが830万から910万円くらいです。
やはりキャンピングカーはオプションで高くなります
ちなみにZIL520の場合は、ベースの段階である程度の装備がついているのでオプション自体は他のキャンピングカーに比べて高くなりにくいようです。

1000万円するけど快適?

結論ですが、快適です!
これだけ水回りもリビングも整っていたら生活できそうです
旅行で使っても良いですし、BBQなどみんなが集まる所にZIL520があるだけで休憩所にもなるし、調理補助もできるしで非日常の時間が格段に楽しくなることは間違いないでしょう。
唯一気になるのはやはり運転ですね。こればかりは慣れの問題にはなりますが。。

いかがだったでしょうか。いきなり買うのは難しいのですが、展示されているものを見るだけでも十分楽しめるかと思います。
バンテックは販売店含めると日本全国に散らばっているのでご興味のある方はぜひ見に行ってみてください。

そして、今回の記事の動画版も作っています。
運転している時の車の揺れ方だったり、紹介しきれていない装備も動画では紹介していますのでお時間のある方はそちらも合わせて御覧ください。

動画クリエイター

ちょっと変わった車、面白い製品を中心に紹介します。生活は豊かになるか分かりませんが、世界感は広がると思います!専門家では無いのでかゆいところに手は届きませんが、興味を持ってもらえる作品を作っていきます。

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