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【名古屋市西区】現存する名古屋最古の喫茶店『喫茶まつば』ドリンク代+250円の「プリン」がおすすめ

Satoko_Okumaライター/ごま食堂(名古屋市)

地下鉄鶴舞線&桜通線「丸の内」駅・桜通線「国際センター」駅から歩いて4〜5分ほど。円頓寺商店街にある『喫茶まつば』に行ってきました。

『喫茶まつば』は1933(昭和8)年、円頓寺商店街にて創業。現存する名古屋で一番古い喫茶店であり、人気の名古屋グルメの1つである「小倉トースト」発祥のお店「満つ葉」の暖簾分け店です。

2018年に店舗をリニューアルし、カウンター席(電源あり)やオープンテラスを取り入れ、焙煎機を新調したのだそう。

店頭には、お店の紹介やメニューが書かれた立て看板が。
店頭には、お店の紹介やメニューが書かれた立て看板が。

新しく生まれ変わりつつも、どこか懐かしく温かみのある雰囲気に惹かれ、思わず立ち寄ってしまいました。

現在、店舗を切り盛りしているのは3代目。コーヒーの卸売会社勤務を経て、店舗を引き継いだのだそう。会社員時代に焙煎技術を学び、コーヒーマイスターの有資格者であり、町の喫茶店でありながら、シングルオリジンコーヒー数種類・ブレンド3種類(マイルドブレンド・クラシックビターブレンド・ライトブレンド)と豊富なメニューも魅力です。

この日選んだのは「クラシックビターブレンド」 500円
「クラシックビターブレンド」 は長年まつばで愛飲されてきたブレンドで、深めの焙煎でコクと苦味が特徴とのこと。

テーブルの上に置かれた「プリン」のPOP。
“生クリームと卵黄を贅沢に使いました”との文字、しかもドリンク代+250円のリーズナブルさ!しっかりとしたコク&苦味のあるコーヒーとの相性も抜群に違いない!と迷わずオーダーしました。

お手頃な値段から、小ぶりなものを予想していましたが、なんとコーヒーカップの直径よりも大きいくらい!とろりと飴色のカラメルもたっぷりとかけられています。卵黄と生クリームで仕上げられているだけあり、こっくりとなめらかで濃厚な味わいです。予想通り、苦味強めのコーヒーとよく合います

店内を見渡すと、本やPCを広げるおひとり様や、若いカップル、近所にお住まいの常連らしき年配の方まで、幅広い年代の人たちがコーヒーを片手に思い思いの時間を過ごしています

ちなみに『まつば』といえば、ドリンク代+0円でいただける4種類のモーニングサービスも人気です。こんがり焼き目のついたトーストが美味しそう!

歴史ある名店ながら、気軽に立ち寄れる親しみやすさと本格的な味わいのコーヒーが魅力の『喫茶まつば』。円頓寺商店街近くにお越しの際は、ぜひ立ち寄ってほしいお店です。

店舗詳細

店名:喫茶まつば
住所:愛知県名古屋市西区那古野1-35-14
電話番号:052-551-0669
営業時間:8:00~18:00 
定休日:水曜日
公式サイト:(Instagram

ライター/ごま食堂(名古屋市)

名古屋市在住のフリーライター・大熊智子です。各種広告や企業広報を中心に【書く仕事】をしています。得意分野は、アート・医療・健康・地域文化・食・暮らしなど。取材・インタビューもお任せください。 また、『ごま食堂』の屋号で「食や自然を通じて、すこやかになる」をテーマに、料理教室やワークショップも開催。 グーグルマップなしでは目的地に辿り着けない方向音痴ながらも、趣味は散歩と町歩き。おいしい・楽しい・行きたくなる、名古屋の魅力をお伝えします。

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