【京都市】東山区 『子育飴』を買いに来た幽霊の話(ゲゲゲの鬼太郎の元になった逸話)
『幽霊子育飴』というのを聞いたことありますか?『幽霊子育飴』を売ってる「みなとやさん」は、「西福寺」の辻向かいにある「六堂の辻」と呼ばれるエリアにあります。
六波羅蜜寺や、六道珍皇寺のあるエリアで、埋葬地のあった鳥辺野の入り口です。
『幽霊子育飴』を売っている「みなとや」さんの店主曰く、子供を育てるために幽霊が飴を買いに店にやってきて、『幽霊子育飴』を買って行ったそうです。
子供を育てるために幽霊が飴を買いに店にやってくる、さすが鳥辺野の入り口です。
子育地蔵がいらっしゃる「西福寺」の向かえに「みなとや」さんがあるのも頷けますね。
当時使っていたという銭箱、そして飴を入れていた桶まであるとのことでした!
『ゲゲゲの鬼太郎』も元は墓場で生まれた赤ちゃん、「水木しげるさんの『ゲゲゲの鬼太郎』の元になった飴です」と書かれたサインがあったのが頷けます。
上方落語の2代目「桂文之助」による落語に『幽霊飴』という話があるそうで、女が姿を消した墓の場所が高台寺(コヲダイジ=子を大事)という落ちだそうです!笑
もともと伝説で残っている飴は、水飴でした。今は琥珀色の固形飴で、原材料は麦芽糖とザラメ糖だそうです。とても食べやすく、私も姪や甥が赤ちゃんの時に買って帰ったのを覚えてます。小学生になった姪に覚えているか聞きましたが、赤ちゃんの時のことは覚えてないと言われてしまいました…汗
飴ちゃんを子供に食べさせる時は、のどにつまらせないようにご留意くださいとのことです!
夏のお盆の期間、幽霊飴を頂きながらお参りすると何か新しい体験ができるかもしれませんね♪
みなとや幽霊子育飴本舗
京都市東山区松原通大和大路東入2丁目轆轤町80番地の1