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【横浜市】根岸線50周年スタンプラリー始まる 横浜~大船の全12駅でデジタルスタンプ、先着で記念品も

krayskyライター/東京神奈川行ったり来たり(横浜市)

「京浜東北・根岸線」、普段こう呼ばれて、京浜東北線との区別もあまりしない人も多いのではないでしょうか。この春、あえて「根岸線」にフォーカスして遊べるのが、「根岸線50周年スタンプラリー」(2023年4月28日~6月30日、JR東日本横浜支社)です。集めるのは全12駅のデジタルスタンプ、参加無料。先着5,000名で、オリジナル一筆箋の記念品をもらうこともできます。

スタンプラリーではスマートフォンアプリの「Spot Tour」を使います。「Spot Tour」アプリをダウンロードし、検索画面でツアーコード「00591」を入力すると出てきます。デジタルスタンプを集めるには、通知や位置情報の許可が必要。

Spot Tour アプリ画面
Spot Tour アプリ画面

各駅のQRコード設置場所に行き、QRコードを読み込んでスタンプを獲得。改札外にポスターが貼られています。

JR関内駅
JR関内駅

Spot Tourアプリ画面。桜木町駅、関内駅のデジタルスタンプを獲得!
Spot Tourアプリ画面。桜木町駅、関内駅のデジタルスタンプを獲得!

アプリには駅の説明やQRコード設置場所も書かれているので、ここを読んで準備するのも楽しいですね。

Spot Tour アプリ画面
Spot Tour アプリ画面

全12駅のデジタルスタンプを集めたら、「達成記念品引き換え場所」へ。記念品はオリジナル一筆箋で先着順、無くなり次第終了。桜木町駅南改札、関内駅北口改札、根岸駅改札、磯子駅改札で初電から終電まで引き換え可能です。

50周年を記念して、各駅にはホーローの駅名標(レプリカ)も掲出されています。

JR石川町駅
JR石川町駅

根岸線は、1973年4月の全線開通から今年で50周年。1964年にまず桜木町~磯子駅が開業、1970年に洋光台駅まで延伸、1973年に大船駅まで延伸・全線開業しました。

JR東日本ホームページの路線図より(画像を一部加工してあります)
JR東日本ホームページの路線図より(画像を一部加工してあります)

東海道線開通時の初代横浜駅である桜木町駅の存在は別格として、いわば一期生が関内・石川町・山手・根岸・磯子、二期生が新杉田・洋光台、そして三期生が港南台・本郷台。こう分けて意識してみるのも面白いですね。

磯子駅で根岸湾埋め立ての歴史を学んだりして。車両基地もあるし、電車も観察できる。

発車した根岸線。入れ違いに、静かに出番を待っていた車両が、南浦和行となってホームに入っていく。

ちなみに東京方面から大船駅に、一番遅くまで帰ってこられるのは根岸線の大船駅00:56着(品川駅23:53発)。じつは2021年春のダイヤ改正までは品川駅0:11発というのがあって、これは大船駅に午前1時を過ぎて着くという最強電車でした。ただ現在のダイヤでも横須賀線の終電は00:40着、東海道線の終電は00:30着だから、大船駅まで帰ってくる最後の砦が根岸線であることには変わりありません。

普段行く機会のない根岸線の駅があれば、スタンプラリーをきっかけに降りてみては。

<関連情報>
根岸線全線開通50周年デジタルスタンプラリー
開催期間:2023年4月28日(金)~6月30日(金)
根岸線全線開通 50 周年記念企画を開催します!(JR東日本ホームページ)

ライター/東京神奈川行ったり来たり(横浜市)

東京生まれ、東京&神奈川&アメリカ大陸育ち。出版社やメーカー勤務を経て、好奇心とともに東奔西走。好きな言葉は「一石二鳥」「三つ子の魂百まで」。文化/日本語/フィクションとノンフィクション/経済的/すこやかな生活。

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